2011年12月31日土曜日

やはり一年の締め括りは伊勢神宮です。

ここは内宮(天照皇大神宮)への参道、おかげ横丁です。古くからの店が多く軒を連ねていますが、最近出店したばかりの新しい店も次々とオープンしています。新旧こだわらない伊勢神宮の文化が生きているのですねぇ。如何せん伊勢神宮は古来より変わらない建築方式である唯一神明造を継承していますが、20年ごとに新調のヒノキを用いて本殿の建替えを行っているのですから。常に意識は新しいです。
大鳥居とその奥には宇治橋が掛かっています。ここは一番人気の撮影ポイントです。一年の反省や新年に向けた抱負などを整理しながらこの橋を渡って内宮本殿へと向かいます。自ずと心身が洗練されてきます。ジャリっジャリっという音を立てながら参道の砂利道を歩いていきます。
手洗い場でお清めを済ませ更に奥に進みます。途中、神宮の清流である五十鈴川の流れに心を研ぎ澄ませます。以前は色とりどりの鯉が姿を見せていましたが、最近は出会うことはほとんどありません。また賽銭を投げる人々の姿も最近はすっかり見られなくなりました。何となく寂しい気持ちが致します。
内宮での参拝を済ませ、その足で外宮(豊受大神宮)に向かいました。ここは小さい頃からしょっちゅう訪れたところなので、本当に気の許せる場所です。定番のデートコースでもありました。ただし、勾玉池を一周すると別れると言うジンクスもあり、カップルには敬遠されていたのかも。ここ外宮の本殿は非常に庶民的で距離が近いです。このような近くからの写真撮影も可能です。遠い存在の内宮とは対照的ですね。
赤福本店で赤福ぜんざいを美味しく頂きました。ふと空を空を見上げると、綺麗な黄色のもみじが一面を覆っていました。黄色のもみじもいいものですね。もみじには何故か心を奪われます。今年最後のブログを伊勢のもみじで締めくくれることに感無量の思いです。今年は私にとって本当に充実した年になりました。伊勢のご縁に感謝しながらいよいよ今年の幕を閉じたいと思います。心残りではありますが、これにて失礼します。この一年、本当にありがとうございました。
なお・・・、また新年もよろしくお願いしますネ! (^ω^)b

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