2011年12月5日月曜日

木々に見守られながら

今朝は久し振りに四谷見附から真田堀土手に足を進めました。
春には桜で満開のこの土手も、今は静かに冬の訪れを待っています。

地下鉄四ッ谷駅方面を望んだ風景です。ちょうど丸ノ内線がホームに入ってきたので、トレードマークの赤のラインが映えます。その奥、迎賓館側の土手に鮮やかな紅葉が広がっています。

こちらは真田堀土手を紀尾井町寄りにかなり進んだ場所で同じく地下鉄四ッ谷駅方面を望んだ絵です。先程とはまた随分風景が異なります。透き通るようなスカイブルーとのコントラストが実に綺麗です。今日は雲一つ無い快晴ですので一層美しく映ります。

この土手はこれまで何度も何度も歩きました。去年の夏から何度となく。この間この土手を覆う木々は、その都度季節ごとに様相を変え、行きゆく人々を励まし、見守ってきました。春には桜の花を満開にさせ、夏には新緑の緑も眩しく、秋には葉を赤に黄色に情熱的になり、冬に向かって静かに散って行く。

私は季節の中で紅葉の季節が最も綺麗で充実していると思っています。人の心を惹き付けるものがあります。人生に例えると成熟期とでも言えましょうか。年齢で言えばちょうど我々の世代、50歳代~60歳代という感じでしょうか。私は本来この時期が人生の中で最も華やかで、この人生を謳歌できるはずだと思っています。また、そう思うと俄然勇気が出てくるのです。時間の大切さを誰よりも理解している我々世代。1分1秒も無駄にすることなく、その時を大切にしていきたいと思います。

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