2011年6月28日火曜日

蒸気機関車を見るとヒヤヒヤした昔を思い出します。


写真の機関車はC11型と言い、昭和初期に製造された主に貨物用途の小型機関車です。展示場所は勿論JR新橋駅前広場です。この汽笛の時報を聞くのが私の日課です。
さて、私の実家のすぐそばにJR参宮線という単線の超ローカル線が走っています。未だ電化されておらず50年近く経っても軌道はまるで当時のままです。草むらの中からいきなり列車が現れ、そのまま今にも崩れ落ちそうな鉄橋の上を走り去ります。幼い頃はよく鉄橋の下に潜み、機関車が近づくと枕木の間から顔を出したり、1円玉を敷いて小判を作ったりして遊びました。正に写真のような距離感です。もう時効なので白状しますが、一度だけ機関車を停止させてしまい真っ青になって逃げたことがあります。止めたら多額の賠償金を払わされると聞いていたので、親にも決して話しませんでした。なにせ現場は実家のすぐ裏手にある所ですからヒヤヒヤものでした。( ̄0 ̄)/

2011年6月24日金曜日

アーカイブ


ここ2~3日暑いですね。去年まで住んでいた札幌も暑い日がありましたが、やはり東京の暑さはまた別物です。上からの直射日光と下からの照り返しでオーブン状態な気がします。( ̄0 ̄)/
さて今年の夏は節電の義務化により扇風機がよく売れているとのこと。玄関先の水撒きや風鈴なども見直されているようです。恐らく怪談ものの番組も多く放映されるのではないかと予想しています。
私の場合、風鈴を持ち歩いたり水撒きしながらウォーキングする訳にはいきませんので、過去に携帯に収めた四季折々の写真を眺めるようにしています。上の写真は札幌大通公園の紅葉です。真っ赤なもみじを基調とした鮮やかな紅葉は、間もなく訪れる深々とした雪景色に向かって最後の情熱を注いでいるようにも感じます。
暑さの後には秋が訪れそして冬を迎える。そう思えば一時期の暑さなど何とも思わない(?)ですよね。涼しい顔してましょ。

2011年6月22日水曜日

唯一の自慢も老化には勝てない・・・。

老化と言う表現は好きではないが、既に壮年期は過ぎてしまったからやむを得ないか。

私の唯一の自慢は視力でした。小さい頃から40歳頃までは両眼2.0以上という抜群の視力を誇っていました。さすがにオスマン・サンコンの5.0には敵いませんが。(>_<)〃
普通の人は良くても1.5だと思いますので、私はこの差0.5を活かして遠くからこちらに向かって歩いてくる知人の顔をひと足先に認識することが出来ました。相手が私に気が付く時には私は既に心に余裕がありますので、慌てることなく冗談の一つも浴びせることができました。何でも早め早めに情報を得た者が得をする世界です。(^^)v

ところが最近はすっかり視力が衰え、しかも左右で差が出てしまい訳が分からないです。
当然、遠くから歩いてくる人の顔など認識出来るはずもなく、いつも明後日の方向をみて歩いています。先日も知人とすれ違っても気が付かず、後ろから声を掛けられてようやく気が付く始末。勿論冗談の一つも出せる訳がなく、慌ててお詫びをするのがやっとの状態でした。

あぁ~、冗談言いたい。年だけは取りたくない。・・・、でも気力で頑張ろっ!

2011年6月20日月曜日

歩道のメンテナンスフリー


歩道に最近よく採用されているレンガ敷きの舗装工法です。元々は綺麗に整地された土地の上に整然とレンガを敷き詰めていくのですが、時間の経過と共にご覧のように雑草が顔を出してきます。写真の場所はまだ症状は軽いのですが、今後も放置を続けるとレンガがあちこちで浮き上がり凸凹状態になり、歩行者や自転車の転倒に繋がりますので要注意です。

今、全国的に道路・歩道を地域の共有財産として活用するボランティア活動が浸透し始めていますが、その多くは季節の花などの植栽やゴミ拾いなどの美化活動です。見た目にも地域の絆を深める意味でも大変好ましいことだと思いますので私も大賛成です。
そこで提案です。これを更に進めて、歩道のメンテナンスも地域活動の一環としてメニューに加えてみては如何でしょうか?写真のようなレンガ敷き工法ですと専門業者でないとレンガを剥がすことも出来ませんが、素人でも簡単に脱着出来るメンテナンスフリーの舗装工法を採用すれば、地域ボランティア活動として定期的に雑草の処理なども可能になると思うのです。
雑草は表面に見えている部分だけを刈り取っても余り意味がありません。レンガ下の地中では根がしっかりと成長を続け、いずれは凸凹状態を作り上げてしまいます。
身の回りのことは自分たちの責任で行う・・・、自助・互助・共助の精神は今後益々必要な考え方になっていくのだと思います。

2011年6月19日日曜日

元気商店街「谷中ぎんざ」


今日は東京の下町散策の走りでもある谷根千(やねせん:東京下町を代表する谷中・根津・千駄木の総称)の一つ、谷中ぎんざ商店街を散策しました。谷中というと猫と言うくらい街のあちこちに猫の写真や置き物、小物・本物が見受けられます。日曜であるにも関わらず街はよく賑わっています。
早速「谷中ぎんざ商店街」に入ると、早々に何やら人だかりがあります。近づくと香ばしい良い香りがしてきました。総菜屋です。コロッケなどの揚げ物や色々な串物を店の軒先で販売しています。そしてその横には何枚もの記念写真らしきものが看板に貼り巡らされています。おぉ、良く見ると石ちゃんことホンジャマカの石塚英彦やグルメ系バラエティーの有名どころが大勢記念写真に収まっています。道理で人だかりがある訳ねと納得。実はこの商店街、あちこちに同じような人気の取材店(?)があります。やはりテレビの影響は大きいのかと思いがちですが、この商店街の人気は取材などより遥か昔からの人気商店街なのです。その証にどの店も決してミーハー化せずごく普通にしています。安定感があるというか・・・。
足を進めると、豆売りのオジサンが初老のオバサン達を相手にその料理方法を伝授しています。お互いに真剣な顔で向き合っています。最終的に今晩の料理は豆ご飯に決めたみたいです。更に進むとトルコ料理(?)のお店が。不思議な雰囲気のお店です。入口のすぐ奥にはラクダのはく製(?)がお客の出入りを遮るように立ちはだかっています。・・・はぁ?
そっと中を覗くと、暗い大きめの部屋がありますがテーブルも椅子も無く、人の気配もありません。・・・えっ??
良く見ると、皆さん地べたに腰をおろして地べたに置かれた食事を手やスプーンで黙々と摂っています。(勿論カーペットのようなものは敷かれています。)料理の中身までは確認できませんでしたが、イメージとしてはインド系の方が皿に盛られたカレーを手で口に運んでいるような感じです。いやぁ~、未知の世界だ!一度是非チャレンジしてみたいと思う店でした。
商店街を出ると「10円まんじゅう」の看板のお店が。入ってみると確かに1個10円。さすがに1個単位で買う人は見かけませんでしたが、10個105円という買い方が主流のようです。それにしても安い。早速私もまんじゅうとわらび餅を購入。軒先にはお茶のサービスと腰掛けも置かれているのでそこで一休み。

この街には老若男女の幅広い層が集まり、それぞれのスタイルで休日のひと時をのんびり過ごしていました。2時間ほどの散策でしたが、どこか懐かしい時間を過ごすことができました。

2011年6月18日土曜日

さてこれは何でしょう?

私はこれまで通勤ウォーキングは朝行うものだと思っていました。・・・が、今日は夜です。しかも強制的に・・・。

今晩は以前働いていた職場の仲間と楽しく呑んでいました。やっぱり古くからの仲間はいいもんだと思いながらいよいよお別れの時間です。
「じゃまたね。それじゃ私は銀座線なので・・。」

えぇ〜っ、お前通勤ウォーキングじゃないのぉ!?

呑んだあと歩いて帰るのは学生時代以来な気がします。確かにさっきまでブログの話で盛り上がってました。まさかこのような事態になろうとは・・・。
しゃくなので自宅最寄り駅の一つ前の駅で降りて、ひと駅だけ歩きました。
( ̄▽ ̄)b

そこで写真を一枚。これは最近できた駅周辺の駐輪場です。これまで好きに停めていた自転車置場(ではなく歩道ですが)がいきなり有料になったのです。立派な駐輪機械を設置し、しかも駐輪管理人(?)とか言う腕章の方々が3人も4人も監視しています。
駐輪料金は1台当たり月400円くらいですので、この方々の人件費に見合うだけの収益は上がるのかな?と要らぬ心配をしてしまうのは私だけ?

自転車愛好家が増えている昨今ですので、もう少し自由に停めさせてあげればいいのに。省エネ効果・環境対策上も抜群ですのに。勿論マナーをしっかり守ってくれた上での話ですけどね。m(__)m

2011年6月15日水曜日

紫陽花は心を和ませてくれますねぇ


三重県は全国的にも雨の多い地域です。中でも尾鷲市は全国1位の年間雨量を誇っています。(屋久島だという説もあり。)
私は伊勢市の生まれですが負けず劣らず雨の多い地域です。特に梅雨の時期は1年中降り続けるんじゃないかと思うほど長雨になります。何故かその時期の唯一(?)の楽しみが紫陽花でした。雨に濡れた紫陽花の葉にはアマガエルやカタツムリなど、ヌメリ系の虫が沢山宿っています。家の近所にはあちこちに紫陽花が咲いているのですが、皆それぞれに表情が異なり、色々なヌメリ系がいていつも新鮮な気持ちで眺めていました。
去年まで13年間過ごした北海道では殆ど見かけませんでしたので、今東京に戻り幼少期を思い出しながら懐かしく「通勤観賞」させてもらってます。
定年後の独り暮らしを始めたら、必ず植栽したい花の一つですね。
あとは朝顔かな?理科の実習で育てた・・・。

2011年6月14日火曜日

意味のない信号機


ここはニュー新橋ビルの西側を南北に走る一方通行の道路と新橋駅烏森口に繋がる道路との交差点ですが、非常に小さい交差点ながらスクランブル交差点(ちょっと変則的)になっております。(^^)ゞ
それぞれ道路沿いには飲食店がびっしりと立ち並び、昼時は大変な賑わいとなります。ワンコインと言わずラーメンや牛丼・豚丼なら300円程度で食べられます。最近は500円天丼も出来ました。エビ5本も入って・・・。
さて、写真中央上部に見える信号機ですが、これって一方通行の進行方向に向いて点灯しているんですが、運転手からは見ることが出来ません。たまたま赤の点灯ですが、青になっても走りようがありません。節電の今こそこのような無駄な信号機は撤去してほしいものですね。(^^)

2011年6月9日木曜日

500回も閲覧頂きありがとうございます。

自分自身の励みのために書き始めたのですが、いつの間にか多くの方々に目を通して頂けたのですね。本当にありがたい気持ちで一杯です。もともと通勤散策は私が当てもなくフラフラしていた時に「会社まで歩いてみてはどうか?」と親しい先輩に勧められて始めてみたことでした。毎日ではありませんが、片道7km程を1時間かけて歩きます。せっかくだからと気の向くままに1枚の写真を撮り、それにコメントする形で地味に続けています。知才も文才もなく単に恥をさらしているだけですが、間違いなく自己満足感は大いに満たされております。

歩くと景色が違います。何か一つ目に留めてみて、写真を1枚。そしてそれにコメント。すると誰かが見てくれる・・・かも知れない。
皆さんにも是非お勧めします。(^^)v

眺望・・・動画と静止画


上の写真は新橋東側にある超高層カレッタ汐留ビルからの眺望です。
右手前に浜離宮恩賜庭園。徳川将軍家の別邸の一つです。唯一海からの入江が残った貴重な別邸です。左手中央にある競技場のようなものは今話題の築地市場。老朽化が激しく写真奥の高層ビル群の向こう側(豊洲地区)に移転する話が出ています。環境問題などで目下是非論争中。右手奥は国際展示場ビッグサイトや枠外ですがフジテレビ等のある人気スポットお台場が見えます。今日は天候がイマイチですが、快晴の時には見事な眺望を披露してくれます。
それとは対照的に写真下は新橋西側のニュー新橋ビルからの眺望。JR新橋駅の機関車広場には常に人が行き交い、サラリーマンのインタビュースポットとしても有名。頭のすぐ上にはJRのホームがあり山手線や京浜東北線、東海道線が慌ただしく往来しています。たまたま奥には東海道新幹線の700系が走っていました。その更に奥には首都高速道路が走っており、それぞれが1枚の眺望の中で動き回っています。正に動くジオラマです。
一般的に感動を呼ぶ眺望は写真上の超高層からの眺望だと思いますが、言わばこちらは静の眺望。対して写真下は人の表情や鼻息までも感じることができる動の眺望。それぞれに心に響くものがありますので、その時々の心境で選択されては如何でしょう。

雑草は自然のままだからいいね


いつもの通勤散策経路なのに、景色は様々に変化しているのが分かります。何気なく土手に目をやると綺麗なアザミが咲いていました。子供の頃、学校の行き帰りによく通った宮川堤の土手に咲いていました。触ると無数の細いトゲに泣かされます。よく触っては家に帰ってせっせとトゲ抜きをしたことを思い出します。
その後もあちこちに知ってる花、知らない花が咲いていました。私は、人の手を丹念にかけた立派な花よりも、誰の手にもかからず勝手に育った雑草類が好きです。また、花の名前もロクに知りませんが全く問題なく、好きなものは好きで、興味無いものには興味なしです。花の好みも自分を映す鏡かも知れません。自分がマイナーゆえ花の好みもマイナーなのですね。

2011年6月7日火曜日

集合住宅の表と裏の顔

南青山の集合住宅です。表通りは青山一丁目交差点から乃木坂、六本木に繋がる一等地です。1階には飲食店や衣料品店などが横一線にびっしり入居しており、昼時や夜には随分賑やかになるんだと思います。階上の入居者にとってはさぞ騒がしいかと思いますが、便利さと比較してさてどう判断されているか。
裏通りはご覧の通りひっそりしています。道路なのですが関係者以外の車両進入禁止になっているので、小さい子供の遊び場として持ってこいの場所です。昔のように道に落書きをしても良さそうな雰囲気です。

どこの都会的な街でも、一歩中に足を踏み入れると、静粛さを確保できているのですね。強面な人間の中にも優しい一面があるように・・・。

セーフティネット

今の時代は本当に良い時代だと思いますね。もちろん全てに渡って良いことなどあり得ませんので、或る特定の分野ということになりますけど。

社会的に弱い立場に置かれてしまった人々、例えば子供であればクラスの中で孤立してしまった子ども、また社会人であれば職を失った方、或いは窓際に置かれた方、また家庭では子育てに疲れ引き籠りになってしまった主婦など。昔であれば再奮起するきっかけを中々掴めませんでしたが今は違います。誰でも気軽にパソコンや携帯電話でネット上の多くの友人とのコミュニケーションが取れるのです。ネット社会にも長所短所はありますが、ことコミュニケーションという面では素晴らしいセーフティネット機能を果たしてくれています。少し表現は悪いですが、学校や社会でうまくコミュニケーションが取れない人達でも、ネットを通じて別人のように闊達にコミュニケーションを取っている人達は沢山います。

人はそれぞれ個性があります。親の考え方と子供の考え方は違いますし、上司の立場と部下の立場で考え方は違います。男と女もそうです。大切なことはそれぞれ個性があるということ。短所も個性。互いの個性を認め合える人間関係ができれば、世の中もっともっと楽しくなるでしょうに。今は実社会とネット社会が非常に近くなったと言うか相互に乗り入れしているような感じです。心配は要りません。ネットに夢中になっている人もいつかちゃんと実社会に戻ってきますし、実社会で疲れてしまった人もどうか安心してネットの世界に飛び込んで行ってください。気持ちを切り替えるきっかけになればいいのですから。

IT技術の発展のおかげで、「落ちこぼれ」なんて言い方は誰も出来なくなると思いますよ。気を取り直していきましょ。

2011年6月4日土曜日

巨大資本の脅威に負けないin汐留


今、新橋は虎ノ門からの「マッカーサー道路」の建設が大詰めを迎えています。
ご存知の通り汐留地区は旧JR貨物の停車場でしたが、今や写真の通り超高層ビル群が都心の西側に睨みを効かせています。テレビ会社や広告会社の若いエリートビジネスマンがお決まりのスーツに身を包み颯爽とビルの中を行き来しています。
さて、写真をよく見るとビルの足元に低層の老朽ビルが大木の根に生えた苔のように頑張って建っています。このビルにはビジネスマンと言うより中高年のオジサンサラリーマンが汗をかきかき頑張っている姿が想像できます。これら低層の老朽ビルには昭和臭い人情が息づいていて、それが新橋の烏森~西口に広がる繁華街の活気に繋がっているようです。
地元商店街が大手ショッピングセンターに対抗しているように、低層老朽ビルが大手資本の超高層ビルに立ち向かっているようで、何とも応援したくなる光景でした。

2011年6月3日金曜日

外堀の釣り堀

皇居外堀(江戸城外堀跡)に釣り堀があるのをご存知ですか?
ホテルニューオータニと赤坂見附交差点の間にあります。外堀は飯田橋から四谷、赤坂見附まで繋がるお濠の跡ですが、ここの釣り堀もこれからオンシーズンを迎え準備に追われていました。確か併設のレストランも開業していたような記憶がありますが・・・。今日も関係者らしい方々数名が手漕ぎボートに分乗して周辺の環境調査やら清掃やらに奔走していました。(目的はあくまで私の想像ですが。)交通量の多い赤坂見附の交差点の喧騒をこのお濠が見事に遮断してくれるので、釣り人達は心静かに安心して魚との会話を楽しむことができるのでしょう。聞くところによると江戸城の歴史は1400年代に遡るとのこと。徳川家の印象が強いですが、その200年も前から存在していたのですね。

新宿区(区役所、出張所等)では江戸城外堀跡に関する資料を無料配布しているようです。ご参考まで。