2011年6月19日日曜日

元気商店街「谷中ぎんざ」


今日は東京の下町散策の走りでもある谷根千(やねせん:東京下町を代表する谷中・根津・千駄木の総称)の一つ、谷中ぎんざ商店街を散策しました。谷中というと猫と言うくらい街のあちこちに猫の写真や置き物、小物・本物が見受けられます。日曜であるにも関わらず街はよく賑わっています。
早速「谷中ぎんざ商店街」に入ると、早々に何やら人だかりがあります。近づくと香ばしい良い香りがしてきました。総菜屋です。コロッケなどの揚げ物や色々な串物を店の軒先で販売しています。そしてその横には何枚もの記念写真らしきものが看板に貼り巡らされています。おぉ、良く見ると石ちゃんことホンジャマカの石塚英彦やグルメ系バラエティーの有名どころが大勢記念写真に収まっています。道理で人だかりがある訳ねと納得。実はこの商店街、あちこちに同じような人気の取材店(?)があります。やはりテレビの影響は大きいのかと思いがちですが、この商店街の人気は取材などより遥か昔からの人気商店街なのです。その証にどの店も決してミーハー化せずごく普通にしています。安定感があるというか・・・。
足を進めると、豆売りのオジサンが初老のオバサン達を相手にその料理方法を伝授しています。お互いに真剣な顔で向き合っています。最終的に今晩の料理は豆ご飯に決めたみたいです。更に進むとトルコ料理(?)のお店が。不思議な雰囲気のお店です。入口のすぐ奥にはラクダのはく製(?)がお客の出入りを遮るように立ちはだかっています。・・・はぁ?
そっと中を覗くと、暗い大きめの部屋がありますがテーブルも椅子も無く、人の気配もありません。・・・えっ??
良く見ると、皆さん地べたに腰をおろして地べたに置かれた食事を手やスプーンで黙々と摂っています。(勿論カーペットのようなものは敷かれています。)料理の中身までは確認できませんでしたが、イメージとしてはインド系の方が皿に盛られたカレーを手で口に運んでいるような感じです。いやぁ~、未知の世界だ!一度是非チャレンジしてみたいと思う店でした。
商店街を出ると「10円まんじゅう」の看板のお店が。入ってみると確かに1個10円。さすがに1個単位で買う人は見かけませんでしたが、10個105円という買い方が主流のようです。それにしても安い。早速私もまんじゅうとわらび餅を購入。軒先にはお茶のサービスと腰掛けも置かれているのでそこで一休み。

この街には老若男女の幅広い層が集まり、それぞれのスタイルで休日のひと時をのんびり過ごしていました。2時間ほどの散策でしたが、どこか懐かしい時間を過ごすことができました。

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