写真の機関車はC11型と言い、昭和初期に製造された主に貨物用途の小型機関車です。展示場所は勿論JR新橋駅前広場です。この汽笛の時報を聞くのが私の日課です。
さて、私の実家のすぐそばにJR参宮線という単線の超ローカル線が走っています。未だ電化されておらず50年近く経っても軌道はまるで当時のままです。草むらの中からいきなり列車が現れ、そのまま今にも崩れ落ちそうな鉄橋の上を走り去ります。幼い頃はよく鉄橋の下に潜み、機関車が近づくと枕木の間から顔を出したり、1円玉を敷いて小判を作ったりして遊びました。正に写真のような距離感です。もう時効なので白状しますが、一度だけ機関車を停止させてしまい真っ青になって逃げたことがあります。止めたら多額の賠償金を払わされると聞いていたので、親にも決して話しませんでした。なにせ現場は実家のすぐ裏手にある所ですからヒヤヒヤものでした。( ̄0 ̄)/
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