2011年6月4日土曜日

巨大資本の脅威に負けないin汐留


今、新橋は虎ノ門からの「マッカーサー道路」の建設が大詰めを迎えています。
ご存知の通り汐留地区は旧JR貨物の停車場でしたが、今や写真の通り超高層ビル群が都心の西側に睨みを効かせています。テレビ会社や広告会社の若いエリートビジネスマンがお決まりのスーツに身を包み颯爽とビルの中を行き来しています。
さて、写真をよく見るとビルの足元に低層の老朽ビルが大木の根に生えた苔のように頑張って建っています。このビルにはビジネスマンと言うより中高年のオジサンサラリーマンが汗をかきかき頑張っている姿が想像できます。これら低層の老朽ビルには昭和臭い人情が息づいていて、それが新橋の烏森~西口に広がる繁華街の活気に繋がっているようです。
地元商店街が大手ショッピングセンターに対抗しているように、低層老朽ビルが大手資本の超高層ビルに立ち向かっているようで、何とも応援したくなる光景でした。

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