川越までは高速を使って車で1時間程度ですが、これまで行ったことがなく初めての散策です。近いのに遠い存在だったんですね。
普段休みの日はこれでもかというくらい朝寝坊をするのですが、今日はシャキッと目が覚めさっさと簡素な朝食を済ませ川越を目指しました。お陰で渋滞も全く無く川越に到着。時刻も早かったので駐車場もスカスカ。散策するにはベストポジションを確保出来ました。(^^)v
スタート地点は市役所近くの蔵街通り最北端。本川越駅方面に南下していくことにします。まだ開店準備の店が多いですが、なるほど蔵街通りらしく雰囲気のある灰色系のお店がズラーッと並んでいます。昼食の店を物色しながら散策を継続。すると古めかしいタワーが石畳の先に現れました。
時の鐘というものらしいです。ここ川越のランドマークタワーでしょうか。神社の境内にあるので賽銭を添えて記念に参拝。ここの神社は「目」の病気の快癒に効くとのことで、あちらこちらに「め」の文字が張り出されています。
その後、時間があるので菓子屋横町に。街の一角に駄菓子屋ばかりが集まった一種のテーマパークのよう。ただどの店も自宅兼店舗という感じですので元々存在していた通りなのでしょうか。思わず昔風の駄菓子を購入(さすがにフランスパンのような麩菓子は買えませんでした。)し、雰囲気を楽しみながら散策を継続。
旧山崎家別邸を訪ねました。大正時代にここ老舗和菓子屋の旦那が隠居するために建てられたとのこと。隠居と聞けばこれは放っておけませんね。ここは普段は未公開らしいのですが、たまたま今日だけ一般公開されていました。但し建物の中には入れず庭からの眺めを楽しむだけの条件付きです。ステンドグラスなど洋風建築様式も取り入れた味のある建物らしいですが見れなくて残念です。ただ、狭い敷地ですが庭と建物が程好く敷地を分け合い、茶室も配して心地よい空間を実現しています。正に隠居生活には持ってこいですね。
縁側も昔懐かしい雰囲気です。ガラスの引き戸を開けるとそこは縁側。ひょいと腰掛け、もぎたての庭先の渋柿を食べているような光景が想像されます。南側ゆえ終日陽当たりに恵まれているのでしょうね。昼寝などしたらどんなに気持ち良いことか・・・。サザエさんの世界なら間違いなくタマも居ますネ。(^^)b
昼食は小江戸情緒には全く似つかわしくないドイツ風の洋食屋でハム・ソーセージ類のセットを頂きました。・・・、いやこれも小江戸情緒なのでしょう。きっと。美味しかったです。
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