先日、珍しく風邪をひいてしまいました。普段めったに風邪などひかないのですが、何となくフラフラするのと胸の辺りがチクチクと針で刺すように痛むので怪しいなとは思っていました。極めつけは仕事帰りに軽く一杯飲み屋で引っ掛けただけなのに、妙にフラついて帰宅と同時にノックダウンしてしまったので止む無く近所の医院訪問となった次第です。
当日は昼前に医院に電話したところ、目当ての医師は午前中のみとのことで早々に支度し何とか午前中に医院へ。少々待っただけで早速問診。医師から「どうしたの?」と聞かれ、先程の症状を簡単に説明。すると、「胸が痛むのは帯状疱疹か風邪かだな。」と。「痛み出したのはいつ頃から?」と聞かれ、「2~3日前から。」と回答。すると、「帯状疱疹なら既に皮膚表面に疱疹が出ているはずだから帯状疱疹ではないな。」と。次に「口を開けて。」と口を開けるとペンライトで喉を照らし、「あ~、赤くなってるわ。リンパ腺が炎症を起こしてるね。」
次に胸を見せるように言われシャツをめくりあげると聴診器を当て、「普通に呼吸して。」と2~3回呼吸すると、「いい音してる。肺炎も起こしてないし水も溜まっていない。」
・・・で、診断結果は「風邪」。解熱剤と鎮痛剤と風邪薬を貰い、「2~3日で完治するはずだよ。」で一件落着。
この間ものの3分程度。しかも高度な医療器具など一切使わず全て医師の目と耳と手で診察。少なくともレントゲンは撮られるだろうと思っていたので、これには感動しました。
今、町医者への信頼性の不安もあってか、何でもかんでも大手病院に駆け込む患者が多いと聞きます。おかげで大手は超満員で町医者人気は下がる一方だとか。私は今回町医者に駆け込んで、町医者の良さが分かったような気がします。(1)とにかく早く見て貰える。(2)症状をしっかり聞いて適切な診療をして貰える。(3)むやみに高度医療器具を使用しない。(4)診療費が安い。(5)何よりも医師が親切。等々。
(2)・(3)・(5)は大手とも共通するかも知れませんが、町医者には独特の良さがあるのは否めませんね。
非常にプライベートな報告でしたが、また新たな発見があり大変満足しています。
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