2011年10月31日月曜日

毛ガニを捌いてみました。中々の出来栄えです。(^^)v

先日、御徒町の地元スーパーで買ってきた時に捌いてみました。
スーパーの一角に特売コーナーがあり、行商人が活毛ガニ1杯500グラムを1,300円で売っていました。早速北海道生活の経験を活かしじっくり品定め。みんな(カニが)おが屑の中でじっとしてます。そこを指先でチョンチョンと突っつくと、元気のあるカニはチョキチョキとハサミや脚を動かします。手に取り仰向け(腹を上)にすると、元気のないカニは脚がダラーンと開きます。元気なヤツはしっかりグーの状態です。次に太股の肉厚をチェック。親指と人差し指で太股を摘まむと、肉の薄いヤツは殻がパカパカ・スカスカします。う〜ん、今日のヤツは元気だし脚の身もしっかり入ってる。さて、肝心の味噌はというと、これはプロでも分からないと聞いていたので運に任せるしかない。
数分程度、行商人とやり取りしながら選りすぐりの2杯をゲット。早々に持ち帰り、ご覧の通り捌いてみました。味噌はたっぷり入っていて、色も黄金色して最高の鮮度と旨味がたっぷりです。茶褐色の味噌は幾らか苦味があって旨味も少ないように思いますので、今日は大当たりです。
捌き方は色々あると思いますが、私の場合はハサミを使います。詳細は省略しますが、
(1)カニの脚は身を取り出しやすいように縁の部分の片側を完全に切り取ります。そうすることで、身が崩れずそのままの形で取り出せます。
(2)爪は固いので、包丁の背かハンマーで殻を割っておくだけ。他に良い方法を知りません。
(3)胴体部分は、まず腹のふんどし(オムツのような所)に指を入れ甲羅を取り外します。この甲羅に味噌が沢山着いてます。
(4)次に裸になった胴体部分の不要な付属品(ヒラヒラしたエラのようなもの)を全てムシリ取り、綺麗になったところを包丁でど真ん中から縦に真っ二つに割ります。これで右半分と左半分に綺麗に別れます。味噌も贅沢に着いたままになるので、胴体部分はこれ以上捌かないほうがお勧めです。
(5)あとはカニフォークのスプーン部分で黙々と格闘してください。

普段、ムスッとして食事も美味しいんだか不味いんだか分からない表情の息子も、この時ばかりはやたら饒舌で表情豊かにこの北の幸を頬張っていました。傷だらけになった指先もこれで報われました。(^3^)/

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