2011年10月4日火曜日

生命(いのち)のメッセージ展に立ち寄りました。


10月3日(月)~7日(金)まで赤坂の「日本財団ビル1階」にて開催されています。時間は10時~19時までで入場無料です。日経新聞に広告されていたので、通勤ウォーキングの際に立ち寄らせて頂きました。
スペースはそれ程広くはありませんが、時間帯によってはピアノ等のライブ演奏があったり講演会も開催されており、お近くの方は是非一度お運び頂けたらと思います。
この展示会は色々な事情でお亡くなりになった方々とご遺族からのメッセージ性の高い展示会でした。病気や交通事故で幼くして亡くなった方や医療ミス等で亡くなった方など、未だ納得の得られないご遺族の思いなどが切々と伝えられています。この展示の特長は、亡くなった方の身長と同じ高さの白い木型パネルに、それぞれ想い出の写真とご遺族からご本人へのメッセージ、そして足元には生前愛用されていた靴が揃えられています。一人ひとりのパネルをじっくり拝見しようと思いましたが、込み上げてくるものを感じ余り長くは居られませんでした。見学者としては失格ですね。それでも自分なりにメッセージはしっかり受け止められたと思います。世の中に存在する理不尽さと向き合い正していく勇気。今の自分や家族が安泰という幸せの中にあることへの感謝。
今、少子化の影響か子供の成長に対する親の期待は増すばかりだと思います。でも子供にとって果たして「期待」は励みになるのかなぁ?親にとっても「期待」という尺度で子供の良し悪しを決めることにどれ程の意味があるのかと考えさせられます。今、目の前で元気に遊んでいる子供が居る。このことだけでどれ程幸せなことかをこの展示会は伝えてくれていると私は感じました。全国で順次開催されているようですので、このような機会に一度足をお運び頂ければと思います。

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