2012年7月25日水曜日

東京散策。或る活気のある一日を振り返る。(^-^)b

今日は朝から何だかんだと慌ただしくて、まぁ会議らしきものも開催しましたが大して議題もありませんからね。世間のビジネスマンに比べたら全く呑気なもんです。(^^)ヾ

さて、先日は久し振りに都内をじっくり散策してきました。
まずは移転問題でスッタモンダしている築地市場です。さっそく市場内に潜入。目当ては場内の食堂で海鮮丼を食べることです。と、その前に仲買人の店がズラーッと軒を並べる鮮魚仕入れゾーンを散策。ありましたありました。色々な魚貝類がわんさかとあちこちに。大きなズワイガニも一杯1000円です。安い!その後もマグロの半身などが無造作にまな板の上に置いてあったり、見たこともないような色々な魚や大きな貝類がゴロゴロ転がっています。おっとっと、気を抜くと普段余りに目にしないような風変わりな運搬車にひかれそうです。何とか上手に交わしながら随分歩きましたが、同じような光景がどこまでも長く続くので程々にして折り返し、先程見つけた目当ての「カニ」のお店に。良かった、まだありました。1パック1000円のズワイガニほぐし身が。買って食べようと店員に「割り箸はありますか?」と尋ねるも「そんなもんないよ。」とツレナイ返答。どうしようかと思案しかけたところで「いったいどこで食うんだよ。」と追い討ちの一言。顔を見ると視線はどっかよそを向いてるものの不機嫌な顔。冷静な私は「じゃいいや。」とさっさとその場を後にし、気持ちを切り替え目当ての食堂ゾーンに移動開始。するとありましたよ、事前に調べておいた見覚えのある名前の店があちこちに。ただしやはりそういう店には長蛇の行列が。しょうがないので諦めて程よく混雑している店に入ることに。
それでも20分くらいは待ちましたかねぇ。店の看板おばちゃんが中々の営業っぷりで、しゃべりが達者です。次々と通行中の客を呼び込みます。・・・で、めでたく中に入ると何と客の100%が観光客みたいではないか!あれっ、予定では仲買人やら料理店の店主やらの舌の肥えた御用達ばかりのはずが・・・。でもまっいいか。雰囲気は十分楽しめたから。・・・と、うに・イクラ・サーモン・マグロ中落ち・エンガワなどの丼を美味しく頂きました。どんぶりの価格はマチマチですが、平均2000円ってとこかな。

さて次は念願のスカイツリーです。ただし展望台まで上がる時間もお金もなく、低層階のソラマチをズラーッと散策。食品サンプルのお店や沖縄産の様々な塩を販売している店など実に楽しい店舗街が広がります。ここはいずれまたじっくり買い物する機会もあるでしょう。

何を思ったか、このクソ暑いのにソラマチからメトロ浅草駅まで歩き始めました。バカじゃないのか!という天からの声も聞こえてきそうですが、途中アイスコーヒー改めアイスティーで体の怒りを治め、何とか駅に到着。

次の目的地は「相田みつを美術館」です。しばしの癒しタイムです。
「しあわせはいつもじぶんのこころがきめるんだなぁ~」という風な感じの色紙が静かに掛けられています。
う〜ん、実に暖かい言葉だ。このように思いやりに溢れたことばが沢山記されています。都内在住の方も一見の価値はありますよ。
そして更に今度は「大英博物館・古代エジプト展」です。森ビルにて開催中。メインは「死者の書」という全長37mにも及ぶ大絵巻です。来世への旅路を描いた祈りの書というものです。絵の色彩も鮮やかで、とても何千年前のものとは思えません。
みつをの後はエジプトかぁ。一気に数千年の昔に思いを馳せます。
私がもしあの頃に生きてたら、一体どんなミイラにして貰ったかなぁ〜?頑張っても包帯巻いただけで終わりだわな。

最後は本場イタリアンの店で優雅な晩餐。前評判の高いレストランですが、口コミを総評すると、「味は最高・接客最低」といった感じでしょうか。果たしてどちらの評価が勝つのか?味が良ければ接客は不問か、接客なしに味は語れずか。
恐る恐る入店し、指定の席に案内されました。若い男性がホール担当です。確かに余り愛想はないなぁ~。まぁでもこれ位のほうが自然でいいのかもね。飲み物と料理を注文。程なく海鮮サラダの登場。見た目も美味しそう。さっそく口に入れると確かに美味い。やっぱりこの店は本物だ。その後も順番に料理が出されますが、今の料理が食べ終わるまで次の料理は出されません。この気配りは素晴らしい。結局2時間ほどかけて美味しいディナーを楽しみました。
ふと気が付くと、この間に他の客はひと組だけ。こんな美味しいのに?う〜ん、やはり口コミによる接客評価が効いているのか。以前は予約しないと入れないと聞いていたのに・・・。確かに店員の表情もどことなく活気がない。せっかくの料理もやはり接客なしには語れないということか。やはり料理は舌だけで味わうものではないのですね。少々気の毒な晩餐でした。

こうして長くも短い一日が波乱もありながら無事終了。明日への活力となる充実した時間を過ごしました。あとはぐっすり眠るだけ。それではおやすみなさい。(^3^)/

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