2012年6月24日日曜日

江戸情緒〜屋形船で風流なひと時を過ごす

夕べは馴染みの飲み仲間と屋形船に乗り込みました。場所は品川「船清」。屋形船は通常貸切りが多いのですが、ここ船清は乗り合い船もあるので少人数でも心配ありません。(^^)v

乗船すると、あら不思議。座敷に長いテーブルと座布団かと思ったら何と様式のテーブルに椅子。しかもレストランのようにそれぞれ独立して配置されています。明治の開国初期を彷彿させるような洒落た洋風しつらえです。
席に着くと既に前菜の盛り合わせが並べられており、お品書きも上品な和紙にずらーっと書き綴られています。メインの刺身の船盛りや揚げたての天婦羅など、最後はデザートで〆となっており完璧な和洋フルコースです。

程なくして女将の挨拶が始まります。女将曰く、本日は出航準備も早々に整ったので、スカイツリーの足元まで航路を伸ばしたいとのこと。おぉ〜っ、それは超ラッキー。いざ出航です。
乗客のテンションは一気に上昇し、あちらこちらで乾杯〜っ!の掛け声。そして程なくビールや日本酒の追加オーダーが飛び交います。何を隠そうその先陣を切ったのは我がテーブルでした。こんな調子で飲んでたらスカイツリーに辿り着くまでにぶっ倒れるなぁ。
とか言いながら絶好調のまま目的地に到着。そこには地上からは決して見ることの出来ない絶景が悠然と映し出されていました。しばし時間を忘れたようにデッキに佇む人、席から窓越しに眺める人、意に介さず出された天婦羅を頬張る人等々。心地よい船揺れに酒のふらつきも加わり、今宵の気分は最高潮に達します。
しばらく停留し、この近代の江戸情緒を十二分に満喫した後、スカイツリーに別れを告げます。左右に築地市場や湾岸の工場群、レインボーブリッジなどに見送られながら無事品川の船着き場に帰航です。2時間45分の船旅はこれにてお仕舞い。料金10,500円は決して高い買い物ではなかったと全員が納得し、ここ船清を後にしました。
その後、更に出張帰りの1名を羽田空港から呼び寄せ、旧品川宿の夜を終電ぎりぎりまで堪能したのでした。

めでたしめでたし。m(^3^)m

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