2012年5月30日水曜日

是非一度行ってみたい展望レストランです。(^_^)/

先日NHKの特集で、東京の土木建築物を紹介する番組をやっていました。東京タワー、代々木体育館、東京都庁舎、環状2号線(通称マッカーサー道路)と超高層ビルの同時施工現場など、古くから現在に至るまでのビッグプロジェクトを丁寧に紹介していました。何でも、最近は色々なツアーが流行っていて、工事現場見学ツアーなんてのも結構人気があるとか。建設業に携わっていた私としては何とも嬉しいことですが、世の中のブームというものは本当に何がどう評価されるのかさっぱりわかりませんねぇ~。( ´∀`)/~~

さて、そのビッグプロジェクトの一つにホテルニューオータニの建設がありました。戦前に鉄鋼王と称えられた大谷米太郎氏が、東京オリンピックを間近に控え国家的使命を受けて大突貫工事で完成させたものです。オリンピック開催まで2年を切っていた状況での急遽の決定には度肝を抜かれます。この時代は正にバケモノがいたんですね。すごい。(^^ゞ
しかも、突貫工事と言っても手抜き工事ではなく、新しい技術をふんだんに取り入れての施工で、見事に工期短縮を成し遂げたのです。従来の工期の半分程度だったそうです。代表的な新技術として、カーテンウォール工法が開発されました。従来の鉄筋コンクリート造は外壁をガッチリコンクリートで固めるため、大量のコンクリートと固まるまでの十分な時間が必要でしたが、この外壁をはめ込み製パネルに置き換えたのです。柱と梁、床をガッチリコンクリートで固めているので構造上も問題ありません。その後、このカーテンウォール工法は一気に全国全世界に広がりました。

もう一つの新技術として、ユニットバスが開発されました。従来は風呂場を一つ作るのに10数種の専門工事業者が現場で作業していましたが、これをひとまとめにして工場で一括生産したのです。工事現場では完成した「風呂場」を設置するだけ。何百部屋もあるホテルの施工にどれ程有効だったかは容易に想像できると思います。
少々ラフな説明でしたので、正確にはそれぞれ関連のホームページ等でご確認ください。m(__)m

・・・で、ようやく本題に。
このホテルには最上階に回転展望レストランがありますが、これも大谷米太郎氏が急遽設置を指示したものらしいです。我が国の技術力と戦後復興を見事に成し遂げた東京の姿を眼下に一望できるよう、また我が国の象徴でもある富士山を諸外国の方々に眺めて頂こうとの思いからだということです。実に粋な計らいだと思いませんか?
このような時代背景を知った以上、私としてもここは是非ともこの回転展望レストランで食事をし、我が国の高度成長の頃の思いに浸らない訳にはいきません。

酒の回数を減らして、近いうちに必ず参りたいと思います。    ・・・また、ぶらり旅で行こうかな。(^-^)b

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