昨日、通勤サイクリングの際に寄ってみたところ、駐輪場がないとのことで敢え無く断念。今日改めて通勤ウォーキングに切換えようやく入場できました。
正門をくぐると、おやおや何か見たことある光景が目に入りました。空港の搭乗ゲートです。( ̄0 ̄)/
いやぁ~、警備の方々が大勢で持ち物検査をしています。「パソコンなど金属類はお持ちでないですか?」
空港と全く同じです。驚きです。一体迎賓館の中にはどのような国家機密があるのだろうか!?と期待に胸が膨らみます。無事ゲートをくぐり、敷地に入るとすぐに張り紙があります。「写真撮影は可能ですが個人的趣味の範囲で閲覧ください。ブログ等への掲載は禁止させて頂きます。」という風な注意書き。いやはや実に厳格というか制約の多い一般開放だなぁ~と半ばあきれ顔。仕方なく今回は敷地外の公園の草花を写真として掲載しました。(T_T)。。
気を取り直して、ふむふむ。石畳の正面通路の両脇には立派な松が手入れの行き届いた芝生の上に根を張っています。実に見事です。ただし芝生には立ち入り禁止。はいはい、わかりました。
直進すると程なく迎賓館の立派な建物前に到着。これが近代バロック建築の雄姿です!と言いたいところですが、内部への立ち入りは一切禁止。外観のみ観覧可能とのこと。聞いてはいましたが実に残念です。ちなみにバロック建築とは、「1590年頃から盛んになった建築様式のことを言い、建築そのものだけではなく、彫刻や絵画を含めた様々な芸術活動によって空間を構成し、複雑さや多様性を示すことを特徴とする。特に内部空間の複雑な構成は、他の建築様式とは際立った特色となっている。」(ウィキベディアより抜粋)ということで、建物内部を見てこそ初めて価値が分かるのであります。
と言う訳で、今回の一般開放は余り意味のあるものではありませんでした。どこかの電力会社が公開資料の90%以上を黒塗りにして公開したのと同じような感覚ですね。それを見越してか、参観者の数もまばらでした。どうせ公開するなら中まで見せる。豪華な内部だからとせこく隠してはいけません。ここは迎賓館なのだからと胸を張ればいいのです。それが出来なければ一層のこと一切公開しない。警備等の人件費(税金)ばかりかかってしまいます。やはり行政改革はまだまだ沢山見直す余地はありますね。主旨は間違ってないのですが思い切りが悪い。
行政改革=英断です。