2013年5月27日月曜日

三軒茶屋の消えゆく街を散策

さて、今日は飲んべえ仲間「チーム新橋」の出動です。先月来、延期になっていた三軒茶屋の古き良き街並みをふらつきます。・・・ところが先日の「アド街っく天国」でこの三軒茶屋を放送してしまったんですよねぇ〜。きっと混み合っているんだろうなぁ〜。

集合場所の文教堂書店に10分程前に余裕で到着。さ〜てと何読んで時間潰すかな〜と店内をぶらつくと、みんな考えることは同じですね。一人また一人とメンバーに出くわし、結局すぐさま全員集合でイザ出陣です。

噂の三角地帯はどこかな〜と辺りを適当に散策すると、おやおやそれらしき一帯がありましたよ。路地の角に見付けたのは、見るからに美味しそうな長崎チャンポンのお店。角の立地なので、くの字のカウンターだけのとても狭くて年期の入ったお店です。

食べたい!・・・と全員が感じながら、でもいきなりラーメンはないだろうという理性が働きここは最後の〆に回すことに。更に徘徊いや散策すると、はい、ありました。古〜い木造の小さなお店。・・・ん?食堂か?
いやいや立派な飲み屋さんです。よしっ!と、長年(?)の勘に任せて「こんちわーっ!」と元気よく入店。味のある老夫婦が二人で切り盛りしてます。う〜ん、いい感じ。怖がらせてはいけないと、努めてにこやかに振る舞います。今のところ他に客はなし。小上がりに通されると広々と使っていいとの優しいご配慮。せっかくだからと「お客さん来たらテーブルまた戻すからねぇ〜。」とお言葉に甘えます。

・・・とまぁ、こんな具合で始まりましたから、その後の酒盛りはイヤでも盛り上がります。焼鳥のひざ軟骨にメンチコロッケ、鹿肉のハンバーグ等々、なかなか料理も多彩で美味しい。日頃のおバカ話を大いに展開しながら各々好き勝手に好みの酒を注文しまくります。
・・・2時間ほど居座りましたかねぇ〜。たらふく食べて飲んで、〆て一人3000円ほど。「味好亭」さん、お世話になりました。

さて、次は歌です。
・・・が、その前にもう少し小腹を満たせようと、たまたま目に入った広島焼きのお店「福一」に。豚たま2枚と焼そば1人前を注文し、4人で仲良く分け合いここは早々に退散。

前回カラオケボックスに入って失敗(ただ歌うだけで街の文化を感じ取ることを忘れた。)したので、今回はまた昭和の香りがぷんぷんする味のあるスナックへ。ここはたまたまメンバーの一人が「来たことある」店なので、安心して入店。ご覧のようなご年配のママさんが一人切り盛りしています。私がブログに載せるからと遠慮してカウンターだけを撮影すると、「何で私を写さないのよぉ〜っ!」と有り難い催促を頂いた次第で・・・。
さて、ではメンバーのボトルを・・・とお願いするも、これがいくら探しても見つからず。じゃあいいやということで、ニューボトルをキープ。妙に憎めないこのチャーミングなしゃがれ声のママさん相手にお酒もぐんぐん進み、歌に会話に時を忘れて三軒茶屋の三角地帯も〆の時間が近づいてきました。じゃ、お勘定ね!
そもそも一人3000円と聞いて入店しましたが、まぁ、沢山歌って飲みましたからね。一人4500円をスカッと支払い、スナック「ニューマリーナ」を後にしました。まぁ、このいい加減さがまた味があるというか・・・。

時計を見るともう23時。
よしっ、それじゃ〆の長崎チャンポンを食べて帰るかっ!
・・・と先程の場所に戻ると、何と本日の営業は終了。ありゃ〜っ。でもまぁ、腹は空いてないし帰るかぁ?との問い掛けにメンバー何だか物足りなさそう・・・。そんじゃしょーがないと、讃岐うどんの「楽釜製麺所」で本日のチーム新橋は終了です。

学生街のイメージが強かった三軒茶屋でしたが、まだまだサラリーマンのオジサン達が闊歩している昭和の街でした。近いうちに再開発が予定されているとのことですが、この「匂い」を何とか残して貰いたいものだと願っています。(*´ω`*)

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