2013年5月13日月曜日

久し振りの牛すじ煮込み

この土日は殆んど何をすることもなく、のんべんダラリと過ごしました。( ´∀`)ゞ

テレビを点けたらたまたま昭和の大横綱「大鵬」を偲ぶ特番をやってましたので、こりゃ丁度いいやということで食い入るように観てました。私は小さい頃から相撲が大好きで、丁度観始めは大鵬を筆頭に玉の海・北の富士の3横綱時代でした。小学校の時は休み時間になる度にクラスメイトと取組してましたね。近所で草野球をしてても、相撲の放送が始まるとさっさと解散して自宅観戦してた記憶があります。祖父が大の相撲ファンでしたから、その影響を受けたんでしょうね。(^_^)

さて、ふとしたことで息子に私の作る牛すじ煮込みが美味かったと言われたことを思い出し、よしっ、一つくらい家族サービスしてやろうかということで、久し振りに腕(という程ではありませんが・・・)を振るうことにしました。まずは近所の業務用食材を専門に扱う「ハナマサ麹町店」に買い出しです。ここは安いんですけどロットが大きいんですよね。目当ての牛すじもありましたが、1パック500〜600グラムくらいありましたかね。在庫がオージービーフ2パックしかなく、しかも880円もします。隣の厚切りステーキが600円で売ってるもんですから、尚更ためらいの気持ちが購買意欲の邪魔をします。・・・最近は飲食店でも牛すじ煮込みの人気が高く、国内産が品薄でかつ価格も高騰しています。昔からのファンとしては、何とも複雑な気持ちで今回も渋々オージーを購入です。(T_T)

片道徒歩20分ほどの買い出しなので、帰りに途中の公園でひと休み。可愛い花に囲まれ、さっき買ったチョコバニラ最中を開けると、早速腹減らしの土鳩が数羽寄ってきます。ただし顔はよそを向いて何食わぬ表情をキープしてます。どうして鳩は意地を張るんですかねぇ〜。
・・・あげたかったんですけどねぇー。餌やりは他の人の迷惑になりますから気の毒でしたが止めときました。m(__)m

今回は圧力鍋を使用。浄水をたっぷり入れて、水の状態で牛すじを投入。蓋を開けたまま強火で熱し、アクが出てきたら沸騰直前で火を消し煮汁を全て捨てます。そしてまた浄水を入れ沸騰直前で捨てる。これを3回も繰り返せば、綺麗な牛すじのスタンバイです。次に肉がギリギリ浸る程度に浄水を入れ、和風だしを加えて圧力鍋の始動です。圧力を「高」に設定し、強火で高圧状態5分、弱火で15分、火を消し余熱で15分。程好い固さ加減の牛すじに生まれ変わりました。別の鍋で赤味噌(今回は八丁味噌を使用)に日本酒・みりん・醤油と塩少々・砂糖は多目・・・を加え、ひと煮立ちさせておきます。牛すじを少々大きめの一口大に切り、それを先程の味噌ダレに漬け込み火にかけます。余った煮汁を加えながら味を整えます。最後に青ネギのキザミと生姜のスライスを加えて、更にひと煮立ちさせれば出来上がり。お好みで鷹の爪を加えると、ピリッとしてより味が引き締まります。

牛すじは、下ごしらえをキチンとすることで臭みや余分な油ぶんが落ち、 とてもヘルシーな料理に変身します。この関西風牛すじ煮込みをどうぞ一度チャレンジあれ!

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