ここのところ、にわかに酒を飲む機会が増えてきました。今まで結構静かにやっていたんですけどね〜。大学時代のバカバカ仲間、社会人になって最初の会社関係の人等々、どう言うわけか久方ぶりの連絡が続きます。まぁ、こちらはいつでも暇ですからね。一も二もなく快諾です。ヽ( ̄▽ ̄)ノ
という訳で、来週は胃腸を酷使することになりそうなので、この週末は身体をゆっくり休ませたいと思います。
さて、今日は午後から不動産学会の総会に出席してきました。学会の名のごとし、主たるメンバーは学者です。一般的に○○協会というのは業界の集まり。つまり企業の権益団体で、大体は事務局に関連行政の役人OBが就きます。まっ、護送船団の象徴的団体と言ったところです。自然、目先の利益を求める企業の目は輝きを帯び、自ずと会は盛況となります。かたや○○学会というのは、かなり先の姿形を論じるのが目的ですから、目先の収益を求める企業の目は些か冷ややかです。まぁ、会費も安いことだし名前だけでも登録しておいて、イザ美味しい話が出てきたら出陣しようか・・・という企業が殆どです。
・・・とまぁこんな具合ですから、今日の総会は議決権委任状での出席者は結構な数になりましたが、実際総会に出席した会員はまぁ見渡せる程です。私は今回初めての参加となりました。たまたま学生時代の恩師に勧められて入会したのですが、なかなか内容の濃い総会でしたよ。特に総会後に開催されたシンポジウムが充実してましたね。これからの建物(マンション、戸建住宅など)の在り方を示唆された議論が展開されたのですが、議論の一つに住宅市場において新築需要は縮小化し、中古市場が活況を呈していくというものがありました。そうなると、将来の売却を見越して住宅を購入(或いは建築)することがとても大事になります。その場合、いざ売却する際に個性的な建物は低い評価となり、より標準的な建物は評価の低下が抑えられるという議論がありましたが、まぁ意見の別れるところだと思います。ただ、自動車の場合に当てはめてみればなるほど納得のいくところではあります。自分仕様に仕立てた車は、次に買う人からすれば無用の長物としか映りませんからね。余程趣味
が合えば別ですが・・・。
とまぁ、今日は久し振りに眠ボケた頭が活性化されたような心地よい気持ちです。写真は皇居(旧江戸城)ですが、これも立派な中古住宅ですね。まぁ個性の塊のような建築物ではありますが、ご覧の石積による強固な土台に支えられて、何百年もの歳月を経た今も立派にその価値を維持しています。
これからの日本建築は、より長〜く、より多くの人に住んで頂けるものを目指したいものです。d(⌒ー⌒)!
0 件のコメント:
コメントを投稿