2013年5月2日木曜日

伊勢志摩ぶらり旅〜その1〜

ゴールデンウィークの狭間、4月30日〜5月2日の二泊三日で行ってきました。オッサン二人旅です。(^_^;)

事の発端は、30年来の付き合いになる友人が発した「俺、伊勢神宮にまだ行ったことないんだよなぁ〜。」の一言からでした。地元をこよなく愛する私としては、聞いてしまった以上は放っておけません。よっしゃ、そんじゃ一丁計画するかっ!・・・ということで、早速プランニングに取り掛かり、参拝とグルメをテーマにバッチリの工程表を作り上げました。EXELシートにビッチリと予定を詰め込み、いざ出発です。

名古屋まではぷらっとこだまで節約移動。但し+1000円でグリーン車を利用し優雅な旅を演出です。発車早々、東京駅で買っておいた押し寿司弁当(鯛・コハダ・鯖)を悠々と頬張りながら、これからの旅の話に花を咲かせます。 3時間弱で名古屋に到着。今度は近鉄特急です。普段なら一気に伊勢市まで移動するところですが、ここはひとつ旅の情緒を香りづけ。松阪でJR参宮線のローカル列車に乗り換え、伊勢市駅までの〜んびりと単線の各駅停車です。一時は廃線の危機にも瀕したローカル線、さすがに駅の殆どは無人駅。電化もされずディーゼル機関車1両編成が轟音を立てて疾走です。私の実家のすぐ横を通り過ぎ、程なく伊勢市駅に到着です。

ちょうど昼時でもあり、近くの老舗うどん店「山口屋」の暖簾をくぐり、参宮のご挨拶代わりに伊勢うどんを食します。あー懐かしい〜。田舎あられも追加しお茶漬けにして頂きました。(´ 3`)
ふーっと一息つき、店を出て200メートル程の参道を歩くと、もうそこは豊受大御神を祀る外宮さんです。この度落成したガイド施設「せんぐう館」にて、伊勢神宮にまつわる知識のあらましを学びます。その後、厳かに参拝を。友人は、どこで覚えたのか柏手のサイレント版で望みます。・・・なんか慣れない手つき・・・。まぁ、人それぞれのスタイルで善しとしましょう。全ては心ですから。

その日はその後レンタカーを借りて宿泊先まで移動です。途中二見ヶ浦にて赤福氷(宇治金時の赤福もち版。こし餡と餅が程好く締まってとても美味しい。)を平らげ、その足で夫婦岩(めおといわ)と興玉神社(蛙の神様?)を参拝です。沢山の絵馬には、「○○さんといつまでも楽しい時間を過ごせますように!」との新妻?のいじらしい文字が・・・。遥か昔にも聞いたことのないような文言にニガイ笑みを浮かべ、さっさとここを後にします。
今晩の宿は「料理旅館たまや」です。志摩市国崎町にある海の幸をふんだんに提供してくれる美食宿です。到着早々部屋に案内されると、何と8畳一間の真ん中に、何ということでしょう。布団が2枚ピッタリとくっついて敷かれています。えっ、もう!?・・・というより、おいおい男二人だよ〜。
女将との何とも言えぬ間合いを取りながら、布団と布団の間にテーブルを噛ませて何とかプライバシーを確保。逃げるように階下の小さな共同風呂に駆け込み、一日の汗を流します。真っ赤に湯焼けした体をヨレヨレの浴衣で包み込み、いよいよ待ちに待った夕食の宴です。
別室の襖を開けるとそこには立派な鯛の活造り。船盛一艘がどーんと我々を待ち構えています。鯛の周辺にはサザエやイカ、アワビに伊勢エビ、大アサリ等々。数え上げたらキリがありません。それぞれ一匹まるごと料理人の腕捌きを受けています。ひゃーっ、こんなに食べれんのかぁ〜っ?

・・・完食です。

〆には詰めに詰め込んだ胃袋に、更にウニご飯を詰め込みます。別腹の発動です。
さすがにもはや身動きも取れず、企んでいたご近所へのカラオケ遠征は断念。部屋に戻ってすぐさま牛になりました。酔いも回ってそのまま朝まで・・・スーッ、スーッ・・・と起きることはありませんでした。いや、実際は互いの大いびきで、時折互いに目を覚ましながらの一夜でした。Ψ( ̄∇ ̄)Ψ


長くなりましたので、ここいらで第一部の幕と致します。m(__)m

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