今日は大学時代の恩師がめでたく大役を全うされたということで、その退職記念の会に出席してきました。
場所は神保町駅から徒歩数分の如水会館です。駅に向かう路上で晴れがましく咲き誇る桜に出会いました。今朝のニュースでは東京の開花(満開)予測は25日とのこと。あれっ、随分早いなと思いながらこの伽凛でほの紅色のこじんまりとした桜にしばし思いを馳せていました。
実は私の出身校は桜が校章になっています。数多くのOB会が全国で活動していますが、桜○○会というと大体が母校の会です。
余談はさておき、本日は大変珍しいものを頂きました。本日の主役は建築が専門なのですが、学者の域に留まらず色々な活動に関わってこられました。中でも国家事業として昭和50年頃に南極隊員として極地建築に携わったことは今でも貴重な財産として活きているようです。何と、本日の懇親会に振る舞われたウイスキーに添えられた氷は、近年南極から持ち帰った氷の一部だとのこと。話によれば数千年から1万年程昔に当時の空気を閉じ込めた氷とのことで、参加者はその悠久の歴史に各々の思いを抱きながら有り難く身体の奥底に染み渡らせていました。遥か昔の空気を身体に取り込むことが出来るなんて、なんて幸せなことだろうかと改めて感謝の思いを新たにしています。
実はここ何十年か、桜をゆっくり観賞したことがありません。弁当を広げてお酒をチビチビとたしなみつつ、のんびり横になって桜のほのかな甘い香りを嗅ぎながら浅い眠りにつく・・・・・。あぁ、なんて幸せなひと時なんだろうか。(*´ω`*)
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