2015年3月27日金曜日

人間心理の不思議!! 株式投資の話・・・

趣味でやってる株式投資の話です。

株式配当と並んで、個人投資家に人気があるのが株主優待です。企業それぞれに特色のある優待商品を、贈られるのはとても嬉しいものです。
ただ、いつもこの時期になると不思議に感じてしまうが、この個人投資家の行動心理です。・・・非常にザックリとした意見ですので軽く流してください。m(^_^)m

例えば、(株)東芝の決算は3月末ですので、その時点(正確には事務手続き等の理由で3月26日の株式市場終了時点)での株主がいわゆる決算上の株主となります。そして約3ヶ月後の定時株主総会にて株主配当など利益処分(案)が議決され、目出度く株主に優待品なり配当金が支給されることになります。このこともあって、例年この時期(多くは中間決算の9月末と年度決算の3月末)には株価が上昇傾向となり、権利確定後(今回の場合3月26日の翌日)に下落するという傾向があります。

写真の(株)東芝も、3月26日終値が531円に対し、翌27日始値は517円と14円も下落しています。東芝の場合、売買単位株数は1,000株ですので、14円×1,000株=14,000円の下落となります。対して株式配当はというと、例年1株当たり4円(中間決算・年度決算それぞれ4円)ですので、4円×1,000株=4,000円にしかなりません。つまり、配当を得るために3月26日終了時まで保有し、翌朝一番に売却することは非常にもったいないということになります。

私の場合は、3月26日の株主権利確定を待たずに直前の高値圏で売却するか、或いは中長期的に株価が伸びると判断すれば配当を確定した上で、しばらくの株価低迷に耐えながら保有し続けるようにしています。(^ω^)b

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