2014年9月19日金曜日

深い深い・・・、奥が深い。目指せ即戦力!

またしても小休憩のために時間を少々。

さて、果たして私は、一体何のために建築士を取ろうとしているのだろうか・・・。

時折このような最も根本的な問い掛けが頭をよぎります。
・・・建築事務所を開設して建築家の仲間入りをしたいから?
・・・資格を武器にハウスメーカーの戸建営業としてバリバリ売りまくりたいから?
・・・それとも単なる資格マニア!? 名刺に「建築士」と書きたいダケ??
・・・それとも・・・他に何か・・・。w(゜o゜)w

まぁ、少なくとも言えることは、将来の自分の住処は自分自身で設計したいということですね。それも極小住宅。定年退職後の元気オヤジの隠れ家です。
・・・って、まぁこれは是非とも果たしたい夢なんですけれど。でもせっかく資格取得出来るのなら、やっぱり世のために建築の分野で貢献したいですね。しかも即戦力で。今更現場に飛び込んでトン・チン・カンをやっても現実的ではありませんから、例えば素人の方向けに建築知識を幅広く広報すると言いますか、面白さを共有して貰う環境づくりを行うとか・・・。或いは悪い業者に引っ掛からないような知識面なり交渉面でのサポートをするとかね。(^ω^)b

以前にもお伝えしたかも知れませんが、実は私、18年前にも1級建築士を受験しました。その時も1次は通過し、2次でツーチャンスを逃し権利喪失となりました。その時もそれまでにない程勉強しましたが、その時の学習内容はまさに「受験対策」そのものでした。要は試験制度そのものが実務とかけ離れていて、合格してもすぐ実務では使えないレベルの内容でした。(あくまで私の主観ですが、そうは外れてないと思います。)特に2次試験の設計製図は何となくパズルのようで、細かな要求事項・所要室を上手に与えられた条件(敷地)の中に当てはめる試験という印象でした。

ところがぎっちょん。今の試験制度は以前とはガラーっと変わり、とても実務重視の内容なのです。実務を意識した内容と言いますか、いわゆる「使えないヤツ」は業界に送り込まない!という意気込みすら感じます。10年ほど前に耐震偽装事件ってありましたよね。姉歯秀次という当時1級建築士が、鉄筋の数量不足を承知で手掛けたマンション等を完成させたというような事件。
それを機に建築士の在り方が抜本的に見直されました。試験制度もこれにより大幅に強化され、ある程度実務を理解していないと合格できない。逆に合格者はそれなりのレベルを有して業界に送り込む。ということのようです。

これが私にとっては非常に有難く、勉強していて「楽しい」ということになります。だって、合格した暁にはそれなりの知識を習得できて、しかも即戦力として活躍できるのを期待しながら学べるのですから。・・・ただし、以前は資格取得後に建築士事務所を開設できたのに、今は取得後3ヶ年以上の実務経験がないと開設できましぇ~ん。m(T_T)m

・・・と言う訳で、このようなことを考えながら自らのモチベーションを高めて、さぁ~また「修業」に励みますかね。
毎日、写真の製図板との睨めっこです。ただし時間当たりの修得率はとても低く、あれやこれやと方々に気を散らせながら粛々とやっております。
それではまた。( ̄0 ̄)/~~`

2 件のコメント:

  1. 先日は名無しで失礼しました。
    FaceBookからたどりついたのでそのアドレスを貼ったつもりでしたが手違いがあったかもしれません。
    札幌でお世話になっていた大関です。
    いまはいろいろあって横浜にいます。

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  2. 大関さん
     懐かしい名前に驚きました。元気で活躍されているのだと思います。facebookは登録したままで今はこのように自己満足なブログ発信だけしています。建築の先輩の前では恥ずかしい限りですね。落着いたらお会いしましょう。コメントありがとう。

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