2014年6月27日金曜日

不動産デベロッパーの株主総会

今朝は某・大手デベロッパーの定時株主総会に参加してきました。生憎の雨の中をトボトボと歩いて・・・。(´O`)°゜
場所は明治記念館。とても雰囲気の良い所で、私の愛好スポットの一つでもあります。^^v

今、不動産開発事業者は調子がいいですからね。さぞや高配当並びに株主優待、そして今後に向けて景気の良い話を社長さんの口から直接聞けるだろう・・・と胸膨らませてましたが、結果はまぁごく普通の内容で、進行も事務的に粛々・・・っといった感じでしたかね。(;´д`)

特に今後の不動産市況の見通しや、同社の先進的取り組みなど、参考になる話を聞かせて貰えなかったのは些か残念でした。

株主総会に参加するメリットは、壇上に居並ぶ社長始め役員全員の顔を見れることです。答弁に対する姿勢(誠意)、答弁の内容(具体性)、座っているときの表情・目付きなどを見ていると、何となくではありますがその会社の性格みたいなものが解ります。社風とでもいいますか。

今回も会場から多くの質問が出されていましたが、何だか明確に回答しているようには見れませんでしたね。確かにマンション建設では日照権侵害を始め周辺環境諸々の問題が多く、個別案件には具体的に答え辛い面は否めませんが、「誠心誠意」の姿勢は必要不可欠だと思いますヨ。まっ、今日の答弁では言葉使いそのものは至って丁寧でしたけど、一般論だけでは質問者の心を打つことは出来ませんよね。

不動産・建設業界はこういった点が特にお粗末な業界だと思いますので、この点を私なりにも見つめ直していきたいと思います。

そういう意味ではとても参考になる総会でした。(*^ー^)ノ

(余談)
今回の総会でも「株価」について「評価が低い・株価対策を求める」と言った意見が出ました。言わずもがな、高値売却を目的とした株主からの発言ですが、私はこのような目的の方々に「株主」という名称は似つかわしくないと思っています。一般株主のうち、長期保有で株主配当を当てにする方々を「株主」、短期保有で高値売却を目的にする方々を「投資家」という風に呼称を区別しては如何でしょうか。両者の利害は常に交差しますのでね。質疑応答を聞いていて、いつもそのように感じています。
・・・あっ、ちなみに私の場合、「投資家」の区分になりま~す。はい。(⌒0⌒)/~~

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