今年で齢86を迎える母は、未だ現役ドライバーです。
公共交通機関の恩恵に恵まれない地域に住んでいますので、活発に人生活動を展開中の身にとっては自家用車の運転は半ば必須なのです。ただ、里帰りする度に増えている車のキズ痕を見ると、今年こそ免許返上を促さなければという責務と、返上した後の生活の一変(閉じ籠り)を心配する気持ちとの葛藤の繰り返しです。如何に本人が納得した上で返上に繋げるか。どのような代替え手段があるか。今年は大きな節目の年となりそうです。
最近では高齢者による高速道路の逆走問題や、アクセルとブレーキの踏み違えによる暴走など、自身だけでなく他人の命まで奪いかねない深刻な事象があちらこちらで報道されています。いわゆる「あおり運転」もまた別の事情ですが危ないですね。
そのようなこともあってかどうか、私の近隣では今年に入ってから交通違反取締が一層強化されたような気がしています。先日も自宅近くの細道から大通りに出る際の「一時停止」ラインで、パトカーが絶妙な場所から「確実な停止」のチェックを実施。また別の場所でも同じような取り締まりを実施していました。普段、確実に停止する車が少ないことを織り込み済みの取り締まりなので、「納得」の気持ちと「セコイなぁ」という気持ちが同居します。
1:9くらいの割合で。(^<^)ゞ
そのような折、実は私、一般道ですが先日「逆走」してしまいました。
普段は進入禁止を標識はちゃんと見るのですが、この時は夜の雨で視界が悪く、道も広かったので何の疑いもなく侵入してしまったのです。前方からの対向車もなく、このことに気が付いたのは二つ目の交差点でパトカーと遭遇した時。先程の例があるので、交差点では「確実な停車」をし、パトカーを横目に見ながら更に直進すると、気が付けばルームミラーにばっちりとパトカーがピッタリと・・・。停車を命じられました。
車の窓を開けると、若い警察官から「何故止められたのか分かりますか!?」
皆目見当のつかない私と戸惑う妻。「この道は一方通行ですよ!!」と・・・。初めて事実を知りました。
まさに自失茫然。まさか自分が逆走するとは。あれだけ気を付けて運転していたのに・・・。
家に帰ってからも何か夢でも見たような気分が抜けず・・・。自責の念と共に今後高齢化が進む上で一層の注意が必要だと気持ちを新たにしました。
厳重注意処分。若い警察官のこの言葉は、私の胸に深く突き刺さりました。
深刻に受け止めさせて頂きます。
今年は、大奥様と一緒の帰省と、めったに見ない一方通行逆走と珍事のスタートですね。
返信削除今年はあたり年なのかもしれませんね。
匿名さん
削除度々のコメント誠にありがとうございます。
今年は正に喝っ!!で始まりました。気を引き締めて参ります。自動運転技術の確立を心待ちにしております。(^^)