建築士試験のことです・・・。
昨日も登校講座があり、模擬試験形式で制限時間を決めた作図を行いました。・・・しかしというか、やはり時間内に完成させられない。
そこで、講師と相談の結果、今回の本試験では「フリーハンド」で挑むことにしました。通常は平行定規と三角定規を駆使して真っ直ぐの綺麗な直線で作図を行うのですが、フリーハンドは基本的に定規を用いず全て手で描き上げます。ただしそれでは余りに均整が取れない図面になるので、基本線(柱・壁のレイアウトを細い線で描く線)と建物の寸法線だけは平行定規と三角定規で下書きし、柱はテンプレートで描き上げておきます。これは、そのほうが速いからです。そして、それ以降は全てフリーハンドとなります。何故なら、そのほうが速いからです。
不思議に思えますが、全て定規で描く場合とフリーハンドとでは、私の場合だいたい1.3倍~1.4倍の時間短縮、つまり70%程度の速さで描き上げることが出来ます。これまで4時間掛かっていた作図時間が、3時間程度にまで短縮できるのです。ただし、問題は見栄え・・・。定規でスーッと描いた線と、フリーハンドでのフラフラとした線では圧倒的に「美しさ」が違う。採点者がパッと図面を開いた時の第一印象として、「汚い!!」、「見たくない!!」と思われたら恐らくその場でThe・End!!
今の私の実力では、この1時間の短縮が非常に重い意味を持ちます。このことを悟って、思い切って大方針転換をしたのです。
①まずは完成させられなければその場で失格。完成させることが最優先。
②フリーハンドでも丁寧に描けば好印象を与えることは出来る。
③描き上げた時の達成感・自己満足感はより一層大きいものがある。
この3点を胸に、残り2週間で技量を高めていこうと思います。
フリーハンドで合格したら、・・・これはこれで快挙かな!?
・・・頑張ります!!ι(`ロ´)ノ