2013年6月26日水曜日

昭和世代の意気込みを感じます。

今日で今月分の検針の仕事は終了。天気予報では昼から夕方にかけて雨足が強くなるとの由、朝から一気に残りの作業を片付けました。・・・でもねぇ〜、月の最終日には午後一番から定例のミーティングがあるんですよね。それまで時間が余ります。ならばと普段余りブラブラ出来ない八丁堀〜茅場町近辺を散策と致しました。

時刻は11時、まだランチには早いので、得意のドトールでスマホクーポンを使いサイズアップ。200円でMサイズは飲みごたえがあります。読み残してあった新聞に目を通し、たっぷり30分の時間つぶし。さて、ボチボチとランチ会場を探すか・・・。

色々なお店が「サァーッ、いらっしゃい!」と張り切って待ち構えているなかで、何とも控え目なお店を発見。写真のお店「呉竹」です。
商業ビルの地下にあるようなのですが、1階にはご覧の看板だけしかなく、一体どんな料理をいくらで食べさせてくれるのかが全く分かりません。しかもこのビル自体がかなり老朽化が激しく、とても静かな(空室?)状態。散々迷いましたが、意を決してここから階段を降りてみることにしました。

降り切ったところでようやくメニューの看板を発見。幕の内780円、日替わり(ヒレカツ)780円、等々4品ばかり。中に入ると予想外に広々としたホールが広がっています。ざっと50人は優に座れますかねえ。・・・でも私が本日最初の客のようです。
「いらっしゃいませぇ〜っ。」と元気な声で初老のご婦人が出迎えてくれます。う〜ん、シブ〜イ。いつぞや三軒茶屋で出会ったスナックのママさん風の「ミセス昭和!」といった感じのとても親しみのわく人柄です。食券を購入し、「お好きな席へどーぞ。」の言葉に甘えてテレビを正面に観られる特等席に。・・・ん?、何となくテレビの雰囲気が見慣れない感じ・・・。
そう、ここはまだアナログ対応テレビで受信しているのです。
よく考えると酷ですよね。それまで何の不自由もなく使っていたテレビが、ある時から一気に地デジ対応に買い換えないといけないって言うんですから。このお店のスタッフは見える限り皆さん年配の方々。料理も沢山の素材を使った豪華な幕の内弁当。しかもご飯と味噌汁はおかわり自由。この値段で大丈夫?と心配になるほどです。恐らく、私たちが働ける限りは・・・というようなことかも知れませんね。

全体的に料理の味付けは控え目で、味噌汁も味噌というよりスープに近い感がありますが、何とも昭和チックで下町の心意気を感じるオバサマ達の雰囲気が、料理に憩いの香りを添えてくれてます。

機会を見付けてまた訪れたいお店です。(〃⌒ー⌒〃)ゞ

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