2013年4月13日土曜日

風情の残る荒木町を散策

夕べはいつもの呑み屋にチョイと立ち寄り、一週間の疲れを癒すことに。すると居ましたよ、いつもの馴染みの顔がずらーっと。久し振りの満員御礼です。お客の一人はカウンターの中に押し込まれています。(^_^)
お構いなしに私も奥の末席と壁の隙間にずりずりと。満員列車のシートに無理矢理お尻を押し込む要領です。毎度変わらぬバカ話に一同大騒ぎ。3時間ほども居座りましたかね。その間住人も入れ替わり、笑いあり、語りあり。実に愉快な時間でした。

今朝は遅めの目覚めで頭もスッキリ。息子も既に登校して家には私一人。さてと、メシどーしようかな・・・と、ふと先日のテレビ番組「アド街ック天国」を思い出しました。そうだ、荒木町に行こう!チェーン店で食べるのも何だか面白味ないしね。

しばらく散策を続けると、一軒のらーめん屋が目に飛び込んできました。らーめん・わんたん「まるいち」って書いてあります。ちらっと中を覗くと小さなカウンターにお客が4人。残り二人分の席が空いています。非常に常連色の濃い雰囲気に一瞬たじろぎましたが、えーいままよっと飛び込みました。

カウンターの中では初老の夫婦が何とも落ち着いた雰囲気で、お客との会話に花咲かせています。うーん、やっぱり濃いなぁ。お客の家庭の事情にまで踏み込んでる。初物の私は無理に会話に加わることもなくワンタン麺を注文し、静かにスルスルっと細麺とさっぱりとした醤油味のスープを流し込むのでした。少々しゃがれ声の女将さんと優しげな御主人さん。お客も同じく中高年の落ち着いた雰囲気の方々。らーめんは油分の殆んどない実にさっぱりとしたお味。ちょっとしょっぱい感じもしますが、これがまた疲れた身体に程好い処方箋かも。

JR四谷駅と地下鉄丸ノ内線四谷三丁目の間に位置する新宿区荒木町。さりげない人情を感じる味わい深〜い街です。(^_^)v

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