2012年8月9日木曜日

今朝は、昔は学生の友・今はサラリーマンの友「吉野屋」で朝食を頂きました。

牛丼(並)380円に対し、朝定食(焼き魚)380円。同じ値段ならついつい色々な品々が並ぶ定食の方に気持ちが移ります。魚は鮭(マス?)で、焼き魚のようで煮魚のような、薄い切り身が一枚乗っているだけなのですが、この値段で味噌汁・焼き海苔・漬物が付いていれば申し分ないです。

みなさんご存知の通り吉野屋は牛丼の老舗ですが、最近は苦戦続きのようですね。価格で大きく差を付けている「松屋」や、コマーシャル効果と多彩な品揃えの「すき家」に対し、「吉野屋」は非常にオーソドックスです。基本的に価格も品揃え・品質も昔から変わらず、経営姿勢は一貫しています。果たしてこれが良いか悪いかの議論はありますが、私が最も共感している変わらぬ姿勢は、未だに食券販売機を使っていないことです。
「いらっしゃいませ」の言葉に、しばしメニューを眺め注文を口で返す。食べ終わったら「ご馳走さま」と言い、お代を払うと「ありがとうございました」の言葉が「確実」に返ってくる。これって、商売の基本中の基本ですよね。でもこれが券売機で先にお代を払っていると、なかなか「ご馳走さまでした」と「ありがとうございました」の掛け合いが難しいのです。何も語らず、語られもせず店を出るのは実に虚しいものです。

小うるさいウザイオヤジのような感じになりましたが、私は気持ちよく食事を頂ける、この「吉野屋」を今後もこよなく愛していこうと思っています。 (注)写真のロゴは、google画像から活用させて頂きました。さすがに店の前で撮影は出来ませんでした。(_ _)ヾ

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