夕べは大学時代の恩師(先生)と二人でタイ料理を楽しみました。店は四ツ谷にある「ジャスミンタイ」です。タイ国商務省認定という何とも厳かなタイトルが付いています。ここのグリーンカレーは絶品なんですよ〜っ。
先生とは、私がだらしない学生生活を送っている正にその時に出会いました。目標が見付けられないで荒れた生活を送っていた私に、大学の研究活動に関わる楽しさを体感させてくれたのが先生でした。その後、就職のお世話も頂き私の人生を大きく動かしてくれたのも先生です。当時は先生もまだ研究室の助手をされており、その先は講師→助教授→教授と上がっていかれるんだろうなぁ〜と思っていたのが、もはやこの3月に教授を定年退職され、夕べはその退職祝いでした。
時の流れの速さ儚さを改めて実感します。
さて、これからが先生の第二の人生の始まりです。元々の専門分野は建築学ですが、今は不動産学も専門にされています。関連の学会活動にも忙しく、講演や執筆、学会の会務など慌ただしい時間を送っていて雑務が追い付かず人の手も借りたい(?)んだとのこと。
・・・ん?これって私が先生と初めて出会った時と同じようなシチュエーションではないか?私も今また目標を見付けられないでいて、先生は手が足りなくて困っている。また昔のように先生の手足となり、自分の目標を見付けたい。
齢70を目前にした大御所と、50を過ぎた浮浪人が二人してタイ料理の香辛料に酔しれ、30年前の出会いに思い巡らせている姿は何とも滑稽だったに違いありません。
でも、そんなの関係ねぇ。
私は今また先生の手足となりながら、自分の進む道を探していくことに決めました。後戻りはありません。
恩返しも兼ねて精一杯楽しく頑張ります。(^_^ゞ
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