2011年5月25日水曜日

国立劇場 裏の隠れスポット


前から一度敷地の中に入ってみたかった国立劇場です。
平日の朝なので当然人影などは無く閑散としています。歌舞伎公演中などはさぞ賑やかなことでしょうね。・・・という私はこれまで一度も歌舞伎や狂言など観たことも無く、関連の知識も興味も皆無です。という訳で、これまで国立劇場の前は何度も通ったことはありますが、敷地内に足を踏み入れたのは今回が初めてです。
歩行者通路を進むと「芸能情報館」という看板が目に入りました。国立劇場のちょうど裏側にあるというので試しに行ってみました。・・・ありました。非常に地味な佇まいです。1階が古典芸能の展示場、2階が関連の図書閲覧室です。共に無料です。今月は展示場は休館でしたので図書閲覧室を覗いてみました。すると図書陳列スペースと閲覧スペースを合わせて200平米ほどでしょうか。小さいながらも古典芸能(歌舞伎、狂言、落語、浮世絵等々)に関する図書が程良く陳列されて(初心者向けに厳選されている)おり、また閲覧席も大きめの机がゆったりと置かれています。人が少ないこともあってとても静かな環境で図書を閲覧することができます。また伝統芸能情報館3階では公演記録鑑賞会という催しもやっており、毎月第2金曜日10:30~過去の公演映像が無料で上映されているそうです。先着120名と書いてありました。

昨今、何かと話題の多い歌舞伎界ですが、まずはこの情報館で基礎知識を頭に入れて、その上でじっくり古典芸能を楽しんでみたいものです。ここは穴場です。

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