2014年8月21日木曜日

庭園のある建築物でしばし時を忘れる。( ̄_ ̄)

今年の夏は特に休暇を取ることもなく、ただ黙々と『温浴施設のある「道の駅」』を描き続けています。まぁ普段から年中休暇みたいなものですから、敢えていつが休みでいつが仕事とか余り意味のないことです。
何とも呑気な生活をさせて貰ってます。(丿 ̄ο ̄)丿

とは言え、ずっと事務所にくすぶっていても精神衛生上よろしくありませんので、ちょいと熱海まで建築観賞の散歩に出かけて来ました。昔は熱海と言えば新婚旅行のメッカ、切ない(憎悪の?)恋愛物語~尾崎紅葉「金色夜叉」の舞台となった「お宮と貫一」足蹴(下駄蹴?)の場所です。(・・・今の若い人は知らないかなぁ~。)今では新幹線を使えば東京からわずか50分ほどで到着です。在来線の東海道本線の普通列車でも2時間ですからね。ほんと便利な時代になりました。・・・って、私もそんな歳ではありませんが。(´Д`)ゞ

昼食は熱海駅前の商店街で、じっくり外から吟味しながらのお店選定。観光案内や旅行サイトで色々なお店情報はインプットされていますが、やっぱり実際にこの目で雰囲気を確かめないと不安です。しばらく物色が続き、程なくして当てにならない五感を活かして和食処「こばやし」に決定。
  店先で案内してくれた白衣姿のお兄さん。誠実そうな人柄でGoo!です。
  店内の雰囲気も上々。ちょっとした割烹の雰囲気で、とっても清潔な感じ。
  メニューは手書きで強弱のついた、食欲をそそる見事な毛筆の書体です。
これだけ揃えばまず大丈夫。安心して席に着き、迷いながらも「真鯛のお頭煮付定食」に「サザエの壺焼き」を添えて注文。
・・・・・
やはり大正解でした。鯛の煮汁が何と芳醇な味わいだこと。その香りもさることながら、サザエの壺焼きの美味しいのなんのって。プリップリの大きな身が一口大に切り分けられ、ワタの先まで綺麗に仕上げてサザエの螺旋階段にびっしり詰め込まれています。独特の苦みも「ジャリっ感」もなく、深~い磯の味わいが口の中にふわぁ~っと広がります。これはこれまで食べた中で最高の壺焼きですね。これぞ料理人のなせる技。1個1,200円と少々(ケッコウ)高めでしたが、せっかくの機会ですのでネ。値打ちありました。ちなみに定食は1,800円也。
後で地元の人に聞いたところ、この店は「間違いない!」とのことでしたので、お勧めの店とさせて頂きます。

今回散策した建築物の一つ、写真の庭は「起雲閣」の客間からの眺望です。この建築物は大正時代に地元の富豪によって別荘として建築され、その後旅館となり、現在は熱海市役所の所有物として一般公開されているものです。こうして窓際のソファーに腰を下ろし、硝子越しに落着いた風情の日本庭園をボーっと眺めていると、時間の経つのを忘れ、辺りの喧騒も何もかもが意識の中から抜け出してしまい、一種の爽快感を覚えます。庭園計画も立派な建築手法の一つですからね。これからよ~く勉強しないとね。知識と言うより風情の勉強をね。

4 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. すて公さん
     コメント頂き(?)ありがとうございます。
    何か不都合でもあったのですかね?削除されてます。
    システムの不具合でなければ良いのですが・・・。

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  3. あー 酔った勢いで、適当なコメントを打ち込んだのを翌朝反省し削除させて頂きました。打ち込んだのは、貴殿が熱海に行かれた翌日に我が家の家族は熱海から10キロ沖合いの初島にキャンプに行っていたので、1日ずれていたら会えてたかも知れない…と言うようなコメントでした。

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  4. すて公さん
     わざわざご丁寧に恐れ入ります。m(__)m
    そうでしたか。初島に行かれていたのですか。実は私も初島まで足を伸ばそうかとも考えたのですが、生憎受験生の身、次の機会にお預けとしました。今回はグーグルのストリートビューでの旅で我慢しました。現地の耳寄り情報があれば、そのうちで結構ですので教えて下さい。(^o^)/

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