2014年8月13日水曜日

慣れない製図に奮闘中ヽ( ̄▽ ̄)ノ

2次試験(設計製図)に向けた学習が始まって10日程が過ぎました。教室の中の雰囲気は、以前にも増してピリピリした感じがします。さすが1次試験を通過(まだ確定してませんが)しただけあって、皆さんハイレベルな感じがします。「自分の世界」オーラを放っている人があちらこちらに・・・。なんか怖いなぁ~。m(。≧Д≦。)m

さて、私のような製図初心者がまず手掛けるのは、他人の描いた図面(模範解答)を書写する「トレース」です。柱、壁、梁(はり)、窓、インテリアなどの表現方法を学び、繰り返し書写することで作図能力を高めます。今年の課題では「1階平面図兼配置図、2階平面図、2階梁伏図、断面図、面積計算表、計画の要点(文書表現)」が要求されており、これら全てを6時間半で仕上げます。ただし、与えられた課題をもとに図面を描ける段階までの設計作業(エスキスと言います。)に2時間、計画の要点(文書表現)に1時間は要しますので、製図作業(先の図面類)には3時間程度しか充てられず、かなりのスピード感が求められます。

写真の図面は、私が初回に提出したトレース図面の中の1階平面図兼配置図です。講師の講評は、ひと言で言うと下記の通り。

   「図面にメリハリがない。」

つまり、柱・梁・壁などを描く線の太さ、テーブルなどのインテリアを描く線の太さ、寸法線の太さが全て同じで、強弱がないという指摘でした。講師曰く、2次試験の採点者は「人間」が行うものなので、まずは見た目の印象がとても大事とのこと。いくら丁寧で綺麗に描かれていても、「見栄え」が良くないと採点上不利だということです。つまり、
(1)柱や梁、壁の描画線は太く濃く
(2)インテリアやガラス面の描画線は細く
(3)寸法線は細めの線でサーッと伸びやかに引く
・・・ということでした。

と言う訳で、私も早速その指摘に従うこととし、まずはシャーペンの芯に0.5mmの2Bを追加。これに太線を担わせ、他の線を0.5mmのHB、或いは0.3mmのHBに担わせようと思います。まだ新たな図面は描き上げていませんが、2Bで簡単な絵を描いたところ、その「黒さ」は実に鮮やかなものでした。正に黒光り。
小学生の頃、よく先生に「2Bの鉛筆を使いなさい!」と言われたことを思い出します。理由は良く分かりませんが、私は硬めのHか2Hが好きでしたので、余り言うことを聞きませんでした。

限られた作図時間でどれだけ表現に拘れるかは分かりませんが、出来るだけの自己表現はしてみたいと思います。

私も「自分の世界」オーラを思いっきり放ちましょうかね。(^ω^)b

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