2016年2月18日木曜日

街並み拝見~ん。(^o^ゞ

シニアな建築を考えるために、都内近郊の代表的な街から散策を始めています。今回は昭和期に流行語にもなった、「田園調布に家が建つ‼」です。("⌒∇⌒")v

ちょっと調べた限りでは、明治期の実業界の雄、渋沢栄一翁が旗振り役となり、田園都市株式会社を設立。ご子息などが欧米各地を視察した後に、この地に近代型都市の開発を進めた・・・とあります。つまり、最近注目されている京町家・金沢町家など日本古来からの街並みではなく、欧米型都市計画のもと開発された整然たる合理的な街並みということになります。

東急東横線・東急目黒線の並走する田園調布駅を降りる(実際は階段を上る)と、いきなりこの田園都市の真ん中に立たされます。ちなみに住居表示でいう田園調布は一丁目から五丁目まであり、いわゆる「田園調布に家が建つ‼」は、写真のような放射状の街路が四方に広がる西側一帯、三丁目~四丁目だろうと思われます・・・多分。
早速放射状に広がる街路に沿って30分ほど散策すると、確かに立派な邸宅がずらーっと建ち並んでいます。敷地面積も優に100坪は越え、第一種低層住宅らしく3階建てを越える邸宅はありません。・・・それもそのはず、この地域に限っては住民同士の約束事(建築協定のようなもの?)が結ばれており、景観・環境・風紀等を乱さないよう細かな取り決めがなされているんですって‼
しかも社団法人田園調布会っていうものまで立ち上げて。大正期に。w(゜o゜)w

かたや東側に歩を進めると、街並みは一変してごく一般的な住宅地・・・って感じです。マンションあり、アパートあり。飲食店舗なども散見し、私のような庶民としては誠にホッとする雰囲気でございました。

今回歩いてみて、ひとつユニークな⁉現象を発見。
西側の邸宅は非常に立派なのですが、自家用車は以外に大衆車、しかも小型車が多く、東側は逆に、邸宅は些か大衆的で自家用車は高級志向。
・・・あくまでマクロな、直感的な印象ですので違ってたらご容赦を‼

せっかくなのでランチは駅前東側のカフェで頂き、ゆっくりコーヒーをすすりながら散策の締め括りとします。
洋食ランチセットで1,800円也。
さすが田園調布に家が建つ‼・・・ですね。

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