2010年11月16日火曜日

乃木坂


今日の通勤散策は、四谷三丁目~青山一丁目~乃木坂~六本木~虎ノ門~新橋。
撮影スポットは乃木大将の旧家。たまたま通りかかりました。旧家はとても質素な造りで、外観と内部の様子を外から無料で観覧することができます。乃木大将の人柄は温厚・誠実・慈悲深く、武人と文人を併せ持つ正に文武両道の偉人だったことを関連の書籍等で知りました。明治天皇に忠誠を誓い、数々の戦歴を残しながらも多くの戦死者を悼み何度も死を以って償うことを天皇に懇願するも慰留され、氏の最後は天皇ご崩御の御大喪の当日に自宅にて奥方と共に自刃し、ようやく自らの責任を全うし得たとのこと。深く感銘を受けました。
軽い気持ちで通勤時の散策を始めましたが、このような感動的な場面に遭遇する楽しさも散策にはあります。

「愧ず我れ何の顔あってか父老に看ん」

乃木大将の遺した有名な詩です。強気一辺倒の指導者には分かり得ない意味だと思います。

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