2016年3月23日水曜日

下町風情の古今東西~曳舟

今日は久し振りの株主総会です。投資先の東証一部上場企業、不動産賃貸業社H社です。 そもそも上場企業の株主総会は、既に議決権行使済み(実質的に)のシャンシャン総会が殆んどですが、せいぜい数百人~2千人程度の出席株主相手でも(実質的に議案は可決確実でも)キチンと議事進行を行わねばなりません。そのため、出席株主の最大唯一の見せ場は経営陣への質問です。
毎回どこでも突飛な質問者が出るものですが、そこは議長である代表取締役社長の腕の見せどころ。
さぁ、本日も一人現れました。いきなり雛壇に初老の御仁が駆け寄り、「動議‼動議‼ あんたが議長やるの反対‼」と叫ぶのでした。議長の「進行の妨げをしないで下さい。」の制止にも全く耳を貸さず、最終的には退場宣告で敢えなくご退室。勿論係員(総務関係の社員?)に導かれて・・・。
議長は大した動揺も見せず、その後の議事を粛々とこなしていたのには感心しました。さすが上場企業の代表者ともなると胆が据わっておられます。特に不動産・建設関係の会社は何かと胆が求められる業種でもありますからね~。

さて、株主総会もその後シャンシャンと進行され、お陰様で11:30にはランチタイム可能な状況に。
せっかく錦糸町まで来たのでその足で下町界隈を散策しようと隣駅の亀戸まで移動。亀戸・・・、そうか、亀戸といえば亀戸餃子だな!!
以前にもこの本店に飛び込んだことがありますが、何とそこは「超」餃子専門店。餃子しかないのです。ごはんもその他のメニューもなし。ただしビールなどお酒類はあります。前回は昼間っからビールも飲めないし、しぶしぶ餃子オンリーで空腹を凌いだという苦い経験が蘇りますが・・・。う~ん、今日はどうせ会社に戻っても人に会う予定もないしなぁ~。・・・。
誘惑に勝てず(・・・というか一目散に)亀戸餃子本店にイザッ!!
「餃子ね!!」と注文するも、「餃子しかないよ!!」の返答。・・・いいね。(^^)ゞ
「それとビールね!!」・・・大瓶、小瓶か・・・。「大瓶で!!」
ここは黙ってても餃子2皿が自動的に出てきます。まずは1皿目が出され、残り2~3個になるや次の1皿が自動で。2皿目も残り2~3個になると今度はごく当たり前のように「もう1皿いく?」と聞かれます。周りを見渡すとどこも5~6皿が積み上げられてるぅ~。
3皿目も残り2~3個になると、またオバサンから「もう1皿いく?」・・・これが延々繰り返し執り行われます、たぶん。さすがに3皿で終了し、ちょうどビールも底をついたところで「お勘定ぉ~!!」
餃子3皿、ビール大瓶1本で〆て1,250円・・・だったかな。所要時間概ね10分。とにかく店員さんのテンポが速く、これぞ下町風情!!と妙に感心しながら店を飛び出すも、後ろから「お客さーん!!コート忘れてるよぉーっ!!」

さてさて、いよいよ下町散策です。
昨今は東京オリンピックの話題もホットになってきてますが、意外に地味な話題として「木造密集地問題」があります。全国各地に存在する木造戸建て住宅、長屋などが狭い道路沿いに、あるいは道なき所にも密集している問題。いざ火の手が上がればあっという間に辺りは焼け野原という危険がはらんでいます。随分と前からその対策を叫ばれてはきましたが、なかなか思うように進まない地域があります。その一つ、墨田区北部地域です。今日は地図上特に密集していそうな地域、曳舟辺りに参ります。

写真は木造密集地の代表的な路地を映していますが、意外にもこのような狭小路地は随分解消されており、あちらこちらに中型~大型の新築マンションが建てられています。戸建て住宅もアパートも多くが新築。空地や駐車場も至る所で次の出番を待っています。
恐らくかなりの補助金が出されているのでしょうね。東京都や国土交通省は平成25年度より不燃化特区などの政策を通して一気に木造密集地解消を進めているようです。10ヶ年計画のようですが、当面の目標は2020年の東京オリンピックまでに一定の成果を出すことでしょう。実際に散策してみると、その勢い・意気込みが肌で感じられます。

私としては、「シニアな建築を考える」という意味では、このような古い時代の町並みが影も形もなくなくなることに些か違和感を覚えますが、大事なことはそこに住んでいる方々の気持ち。ふらふらと散策を続けていると、新しい住まいで暮らしている方々の声が漏れ聞こえてきます。何やらどこも明るく、吹っ切れたような、何とも気持ちの良い空気を感じ取れました。

最近は若手建築家などが中心となり、古民家再生プロジェクトなど各地で賑わせていますが、やはり大事なことはそこに住む人。古い良さを残しながら、新しい技術をさり気なく盛り込む。いやいや、これからの建築は本当に面白くなりそう。(*'ω'*)

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