2015年8月11日火曜日

天然と養殖の違いは大きいか・・・

先日、クレジットカード系のレストラン利用クーポンで、「2名以上の予約で1名分を無料に!!」という何とも気を惹くフレコミがあったので、まんまと主宰者の思惑通りにその釣り餌をパックンしてきました。赤坂にある「花むら」という老舗てんぷら店です。
赤坂なんて普段立ち寄る機会が全くなく、Googleマップを見ながら工事中の道路を右左に避けながらのようやくのご到着。いやぁ~、実に地味~なお店です。まるで単なる古い木造の一軒家。・・・おっ、玄関先に子猫が迎えてくれています。
店に対する一抹の不安を胸に秘めながら、しばし子猫と会話に勤しみます。

玄関を入るとはやり戸建住宅そのもの。靴を脱いで目の前に現れた少々急勾配な階段を上げると、そこには大きな畳敷きの和室が広がっていました。ほぉ~っ、その中央部にロの字型の大きなカウンターテーブルが、その中の厨房をスッポリ囲んでいます。そこには老齢のオヤジさんが黙々と天ぷらを揚げている姿が・・・。

・・・う~ん、しぶい!!
天ぷらは好きでこれまでも何軒か発掘してきましたが、このようなスタイルの店は初めてです。さっそくお任せコースが始まり、前菜・お造りなどが出されて、天ぷら・・・

いやいや、細かな描写はさて置き。美味しかったですよ。店の雰囲気も派手さなどは全くありませんけど、非常に地味な感じで「シンプルイズベスト」を地でいっているような・・・。
二人の息子さん(・・・と言っても40代?)が後を継ぐような感じですね。接客も親切で良かったですよ。玄関先の子猫に挨拶をして、お店を後にしました。

帰り路にTBSのイベント広場に立ち寄りました。すると、なになに!?
・・・ほほぉ~、カブト虫ですか。いや、懐かしいなぁ。昔は夏休みになると毎朝3時半に家を出て、近くの山に「漁」に出掛けてましたから。
それにしてもサイズが小さく可愛い。蜜を舐めてる姿も実におっとりとしていて平和。全く争いなどしそうにありません。・・・恐らく養殖なのでしょうね。「天然もの」とは顔つきや仕草がまるで違います。

まぐろやウナギ、養豚、養鶏など食べるものでは何ら不足はありませんが、やはり鑑賞用としては養殖ものは物足りないですなぁ~。
・・・でもしょうがないのか。今の都会で天然ものなんてお目にかかることなどありませんもんね。

ちなみに、私の場合もそうでしたけど、天然ものの漁では、大きな毛虫や蛾、スズメバチにマムシなど、色々な危険も背中合わせだということも忘れてはいけません。いつの時代も楽して良いものなど手に入らないのです。ヽ( ̄▽ ̄)ノ

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