2011年8月25日木曜日

海ほたるで黄昏(たそがれ)る

今日は仕事を休んでのプライベートゴルフ。まだ8月。残暑も厳しい毎日ですしね。どうせ仕事しても成果出ないんだからOKでしょ。

さて、戦いの場はセントレジャーGC市原です。何か変則的なローカルルールもありましたが、out44+in47=total91で回り、14人程度の小コンペですが何とか優勝。カティーサークを頂きました。(^3^)/
(懐かしい銘柄です。学生時代には贅沢な嗜好品でした。)
仕事では成果が出ないのに遊びで花咲くとは、何とも切ないですねぇ〜。( ̄0 ̄)/

・・・という訳で、帰路海ほたるPAに立ち寄り独り黄昏ています。天気もご覧の通り何か怪しげです。

人生50年とは古(いにしえ)の言葉ですが、現在でもこの言葉は十分通用するのかも知れません。50歳の節目を迎えた我々世代は、とかく目標を見失いがちな気がします。仕事では一定の立場にまで上り詰めた故の更なる向上心の衰えを感じ、家庭では子育てに一定の目処が立ち、大黒柱という責任感から解放されたような感覚になってくるのではないかと。つまりは大きな目標の一つを達成してしまった故の虚脱感のようなものかも知れませんね。そういう意味では一つの人生が50年で節目を迎えることは今にも十分通用するように思います。
これからは自分自身のための時間を如何に確保し楽しむか、ということに一つ目標を据えてみては如何でしょうか?くたびれたオジサン・オバサンにならないよう、周りが羨ましがるような魅力的な生き方を実践していきたいですね。

2011年8月24日水曜日

想い出の街 ~横浜散策~


もう何年振りになりますかねぇ~。いや、何十年振りかも知れません。
今回も小旅行を気取って横浜散策です。昔の想い出を大事に振り返りながら、心は既に青春時代です。

JR横浜駅構内の観光案内所を訪ねると、簡単な観光チラシを1枚頂きました。片言の田舎言葉で「数時間かけて港に沿ってぶらりと歩いて回りたいんやけど、お勧めのコースはありますか?」と話したら、とても詳しく分かり易い観光地図を頂きました。水上バスもお勧めとのことで時刻表を頂きさっそく乗船。今回は徒歩での散策が目的でしたので、1つ目の停船場「みなとみらい21」で下船。ほぉ~、初めて来たよこんな所・・・。ランドマークタワーやみなとみらい第一世代のコンチネンタルホテルがドデーンと建っています。定番のゴンドラに乗車しこれからの散策経路の確認。さっそく眼下に赤レンガ倉庫を発見。またその先に豪華客船ASUKA-Ⅲが停泊しています。先程の観光案内所情報では17:00に出航とのことで、それに間に合うように頭の中でしっかりシミュレーションします。さて、赤レンガ倉庫に向かう途中に不思議な建物を発見。カップヌードル博物館です。面白いっ!と中に入ろうとするも自動ドアは開かず。まだ開館前のリハーサル中でした。諦めそして赤レンガに。私の想像と随分違っています。古い倉庫をシックなライトアップで化粧している程度かと思いきや、何と中は若者が集う一大ショッピングモールになっていました。大賑わいです。小さな小物の店などを中心に、色々な趣向のお店が軒を連ねています。若い人、カップル、母娘などが大好きな場所だと一見して分かりました。適所にフードコーナーやレストランもあり、非常に洗練されたお洒落な「倉庫」でした。駐車場も併設されているので、ドライブのついでに立ち寄るのもお勧めです。
ブォ~ンという地響きのような低く大きな音がしました。ASUKA-Ⅲの出航です。見送る人、見送られる人、その距離は徐々に広がっていきますが、速度はかなり遅いです。しかしこの速度がやはりたまらないですね。新幹線なんて別れを惜しむ時間など一瞬で、まばたきしているうちに遥かかなたです。実に味のある光景でした。第三者なのに妙に感動を覚えました。
その感動を引きずりながら懐かしの山下公園に到着。ベンチに腰掛けると昔のことが色々と思い出されます。ひとり言のように色々話し、ひとり言のように色々聞いていると、いつの間にか辺りは薄暗くなってきました。いやぁ、雰囲気あるなぁ。・・・(中略)・・・
さあいよいよ夕食です。もちろん中華街です。ひと昔前なら豪勢にフルコースと言ったところ(?)ですが、今回は地味に800円のセットメニュー。と言ってもラーメン・炒飯・小鉢・ワンタン揚げ・バンバンジー・デザートなど実に豪華。ビールと共に至福のひと時を過ごしました。
最後は昔行ったようで行っていなかった港の見える丘公園。少々迷いながらも絶景地に到着。とても綺麗な夜景です。しばし景色に見とれながらまたひとり言のように話したり聞いたり・・・。

 さあ、今回も実に楽しい小旅行となりました。随分歩いたので足腰が限界です。特に腰かな??
今日は久し振りに腹も胸も満腹になりました。夢をたっぷり見ながら今宵は熟睡です。あー楽しかった!!

2011年8月15日月曜日

サラリーマン聖地もお盆は休戦

今日はお盆の真っ只中。とは言っても東京のお盆は7月中旬(15日前後の4日間)に終わっているので、東京以外の地域が所謂お盆ということになります。

という訳で、東京で活躍するサラリーマン諸氏は多くが故郷を持っているので、この時期は一斉に帰省するか旅行に出掛けたりして休んでおります。ご覧の通り普段は汗濁のサラリーマンでごった返している新橋駅前広場も閑散としています。私は一足お先に休みを取らせて頂いたので、今日は出社とは言えのんびりと過ごしています。たまにお気に入りの株価などもチェックしながらの快適勤務です。(^3^)/
ただし円高と米国債下げで気持ちはブルー。(T_T)

それにしてもこの新橋駅前広場は、数値化する必要の無い経済指標のまるでキャンバスのようです。代表的サラリーマン世代(些か高齢化傾向ではありますが・・・)の動向が一目でわかります。オジサン達は政治が乱れればボヤくし、景気が少しでも上向けば飲食店に群がるし、下向きかと思えばさっさと家路に着きます。実にはっきりしていると言うかそのまんまの行動を取るので、一切の脚色の無い経済指標になりうるのです。

国内情勢も去ることながら、国際情勢も非常に不安定な状況にあります昨今。我々庶民は賢く楽しく、目の前のマイナス状況を逞しくプラスに置き換え、コツコツやっていきたいものですね。

2011年8月10日水曜日

夏の港に浮かぶ古き良き時代かな。

今、日本では電力不足が叫ばれ企業も家庭もこぞって節電に心掛けています。
ところがここではあらゆる色彩の様々な光源を煌々と放ちながらそのゴージャスな船影をさらけ出しています。何とも逞しいと言うか羨ましいというか・・・。
隣国中国は今激しい経済成長を遂げて、人民(一部の)は皆自信に充ち溢れています。香港とマカオが10数年前に中国に返還され、今はそれぞれ中国の特別行政区として半ば自立(?)していることは周知の通りです。日本のバブル期には香港マカオの観光客と言えばかなりの割合が日本人で占めていたと思いますが、今では90%超が中国本土からの観光客だそうです。特にマカオはカジノで成り立っている国(行政区)らしく、道路整備や住宅整備などの社会資本整備に投入される資金はその殆どが中国本土からの観光客が支払った(負けた?)カジノ代だそうです。住民からの税徴収は殆どないとのことで、移住してくる外国人は増加の一途だそうです。ただし現地ガイドの話なので信ぴょう性は保証しません。(※後に観光客の割合は中国人が60%前後であることが判明。)
対して香港にはカジノは無くせいぜい公営競馬がある程度。と言っても本場英国から持ち込まれた文化は本格的で、格式高い紳士淑女の憩いの場という位置付けのようです。日本のように「庶民的」な場と言うことではないようです。ということで、香港では経済発展が目覚ましいというか民主主義が徹底しているというか、世界中から商魂逞しい商人が集まり、勝ち負けの激しい経済競争が繰り広げられているようです。写真の船は正にその成功者の自信そのものに見えます。今の日本は質素倹約、江戸時代に逆戻りしたかのような風潮です。是非を論じるのは難しいですが、写真の船の周辺には電灯すら灯せない小舟がプカプカト浮かんでいます。その様に自国の状況が重なり何とも切ない思いが致します。

2011年8月1日月曜日

皇居のお濠と社会生活


写真(上)は日比谷交差点から皇居二重橋方面を撮影したものです。お濠の左側(西側)は言わずと知れた皇居です。旧本丸・天守閣はずっと左側奥の方に位置しており、ここから見える所には皇居前広場(広い庭)が広がっています。対してお濠の右側(東側)には日比谷通りを挟んで日本を代表する企業の立派な近代建築物が立ち並んでいます。旧GHQ本部が置かれた第一生命ビル、帝国劇場の入る帝劇ビルなどは重厚壮大な近代西欧建築です。その先にも旧財閥系の本社ビルが皇居に対峙するように日比谷通り沿いにビッシリと並んでいます。

さて写真(下)は先程の場所から少し新宿方面に移動した桜田門辺りから半蔵門方面に向かって撮影したものです。ここのお濠は桜田濠と呼ばれており、その先は千鳥ヶ淵を抜けて武道館のある北の丸公園へと繋がっていきます。お濠沿いの歩道には今日もジョギングを楽しむ沢山のジョガーが軽やかに駆け抜けて行きます。皆さん実に爽快な表情をしています。そう、ここはまさしく都会のオアシスなのですね。対してお濠の左側(南側)には内堀通りを挟んで永田町の政治村が広がっています。喧々囂々とした丁丁発止のやり取りが、国会議事堂を舞台に毎日繰り広げられています。
このように、皇居を中心に東には経済の中心が集まり、南には政治の中心が集まっています。
時代の変化は実に激しく、政治も経済もそれぞれが現代社会の中で激しくぶつかり戦い合っています。

その様を、皇居は間近で静かに見守ってくれているのですね。