2016年7月29日金曜日

サラリーマン家業の縮図~新橋SL広場

いつもと変わらない場所でありながら、いつも違った表情をしている新橋SL広場。
事務所から覗き込むこの巨大なスクリーンには、いつも新鮮で熱狂的で、時には抒情的な情景が赤裸々に映し出されています。

ここ2週間ばかりは「都知事候補の〇〇 〇〇でぇーす!!」の絶叫ばかりが目立ちました。ここは演説するには絶好の場所なのかも知れませんね。選挙しかり、主義主張しかり、自己表現するには持って来いの環境なのでしょう。
広場周囲を中層ビルに囲まれ、音響効果は抜群。正面にはJR新橋駅のホームから大勢の列車待ち乗客が強制的に聴衆となっています。「ホームからのご声援ありがとうございます!!」・・・昔から変わらない勘違いなフレーズですねぇ~。

さて、昨夜と今晩はそのような賑やかさ(一方的な騒がしさ!?)ではなく、本来の新橋らしさを取り戻しています。
「ふくしまの酒まつり」が盛大に催されているのです。福島県内の酒蔵50数軒が一堂に会し、各々ご自慢の日本酒を振る舞っています。5枚1組1,000円のチケット制で、純米酒200円(1枚)、純米吟醸酒400円(2枚)、大吟醸酒600円(3枚)となっています。ご覧の通りの大盛況です。

この時間めずらしく事務所で執務していると、何か聞き覚えのあるフレーズの音楽が聞こえてきました。ん??・・・と巨大スクリーンを覗いてみると、あらまっ懐かしい!!
ひと昔前に人気を博したピン芸人のAMEMIYAでした。「冷やし中華ぁ~終わりましたぁ~♪」

テレビで観る印象と随分違ってましたね。会場のお客さんたちやテントでお酒を販売する方たちと気持ちが一体となってました。一方的に芸を披露するということではなくて、会場と会話してるのです。それも何とも暖かい雰囲気、語り方・・・。そうなんですよね~。まだまだ「ふくしま」は大変な思いをされているんですよね。それを新橋サラリーマン軍団が仕事を明けてお酒を飲んで、芸人さんがこの場に華を添えて、駅のホームからは羨まし気に乗客たちが見下ろしている・・・。

悪くないですね。この光景。
さて、私も「ふくしま」のために飲みに繰り出すか!!・・・って、違うよね。自分のタメだよね~っ!!(;^ω^)

2016年7月14日木曜日

街も日々変貌を遂げています。

ちょうど私の世代は、世間で言う「役職定年」を迎える年代のようです。まさにシニア入門生ですね!!
大きな企業では、役職者は55歳辺りで課長とか部長の肩書が解かれ、一転、一兵卒として後輩及び組織のバックアップという役割を担うようです。報酬もこれまでの7割程度が相場のようで、人によってはモチベーションを維持するのに苦心しているとのこと。

ふむふむ、残念ながら私はそのような経験はありませんが、気持ちは分かる気がしますね~。
まっ、私の場合はもっと早い時期に一線を退き、7割でなく0割でしばらく過ごしましたが、気持ちを切り替えまた新しい生き方を考えられると思うと、マンザラデモナイ感じでしたかね~。・・・もっとも、恵まれた環境にあったからだと言われればそれまでですが。
ただ、後輩や組織のバックアップという役割を担えなかったことは心残りではありましたけどね。

シニアのみなさん!!
新たな道を開拓されるのも善し。
これまでの道を舗装されるのも善し。
いずれにしても、気持ちをグッと切り替え、新たな一歩を踏み出してください!!

・・・さて、写真のこの洒落た料理(前菜にスープ)は、どこの街の店でしょうか?

1.吉祥寺
2.自由が丘
3.北千住

はい、答えは3.北千住です。

北千住はこれまでどちらかというとオヤジ好みの街という風(私の主観かな?)でしたが、最近は若者が他地域から好んで移住してくるようなお洒落な街に変貌しようとしています。(これも主観かな?)
ちょっとザックリと言い過ぎましたが、古くからの狭い路地やら木造密集家屋やら、人情溢れる昭和情緒を残しながら、若者の新しい文化も受け入れているという風ですかね。

不動産価格もお手頃なものが多く、安くて美味しいお店にも事欠かない街。今、北千住に住みたいという若者が増えているのも頷けます。

渋谷、吉祥寺とは全く異なる文化をもつ北千住。地域の人との関わりを好む層にはお勧めです。

シニアのみなさん!!
たまにはこのような街で地域の方々に挨拶してみるのも気持ちいいですよぉ~。o(*⌒―⌒*)o

2016年7月11日月曜日

一足お先に土用のウナギ

お中元にお歳暮、バレンタインに最近ではカボチャの何でしたっけ?!
まぁ見事に仕組まれた(ちょっと言い過ぎかな?)需要喚起にすっかり乗せられた感がある色々なイベントではありますが、やはり私と致しましては「土用の丑」は最も気になる年中行事であります。もっとも、反骨精神旺盛な私は、いや単にヒネクレ者な私は、この日にだけは絶対にウナギは食べません。閑散期めざしてじっくりとお店のサービスを堪能するのであります。ゆくりと流れる時間も、ウナギを美味しく頂く大事な要素ですからね!!
・・・あっ、そうそう。
そろそろ「土用の丑の日」はやめて貰えないかなぁ~。土用の丑の意味を調べたところで、難し過ぎて理解できない!!(+_+)
単刀直入に「ウナギの日」でいいんじゃないの?! もう国家の休日は増やさなくて結構なので、名前だけ変えて!!・・・まっ、「みどりの日」も分かりにくいですけどね。

ここの「ひつまぶし」は結構有名で、遠方からも来客が絶えないようです。最も有名なのは「蓬莱軒」らしいですが、ちょっと人気が過ぎるかな?!如何せん行列が凄すぎる。 名古屋は栄にある「いば昇(いばしょう)本店」。お勧めですよ!!

まっ、このような美味しい食事は日本庭園でも眺めながら、縁側に腰掛けて頂ければ最高なんですがね~。なかなかそのような場所は見つかりません。いや、知らないだけだと思いますが・・・。
勿論ここはお店ではありませんよ。東京は駒場公園内に保存されている「旧・前田家本邸和館」です。隣には洋館もあり、共に昭和初期の貴重な大名屋敷です。

このようなところで「うな重」が食べられるのなら、そうねぇ~、5,000円出してもいいや!!(;^ω^)