2024年1月2日火曜日

令和6年~明けましておめでとうございます!!


今の時代、個人でも色々な情報発信がされていて、動画などはその完成度もプロ級どころかTV局以上の高品質ものまで溢れており、私などはすっかり時代に取り残されております。
そういう訳で、旧態依然としたブログを更新するのは気恥ずかしいのですが、年明けでもあり、また一部の友人からの「最近更新してないね。」との暖かい一言を頂いたりもしましたので、久し振りに筆ならぬキーボードを叩いております。
しばしお付き合いください。

昨年は、取引先からの強いお勧めもあり、思い切って宅地建物取引業を開業しました。個人では以前から資格は持っていましたが、自己満で終わっていたので、まぁ良い機会ではありました。ただ、本格的に「町の不動産屋」を目指すつもりはなく、取引先などからのご指名があった場合に限って仲介を引き受けるといった程度です。開業後しばらくは調査依頼を幾つかお受けし、実際に契約に至ったのは年末も押し迫った頃に一件の宅地売却。依頼された方は、とても人柄の良い初老のご夫妻。不動産取引には不慣れなこともあり、私なりに誠心誠意の働きを心掛けました。
・・・嬉しかったですねぇ~。
何が!?って、仕事のその全てが。物件の相場を客観的に調べ上げ、依頼者の希望を踏まえた上で自分なりに提案価格と条件をはじき出す。知り合いの不動産業者の意見も参考にしますが、少額取引ということもあり、総じて早期に売却できる範囲での価格と条件が示されます。少々強気の条件を依頼者に提案し、長期戦覚悟で市場に諮ります。そして、時の運も大いに寄与しますが、提案通りに契約に至った時には依頼者と喜びを共にできます。
他には、バブル期に乱売された「原野商法による山林」の売却、現実的には無償譲渡かお金を付けての譲渡依頼。山林といっても一筆数百㎡以内の細分化された区画。将来宅地として開発されるという触れ文句に高値で売却され、結局計画は頓挫(そもそも実現性の乏しいものが多い)して現在まで放置された山林の一部。道路に面していない区画も多数存在し、この場合は現地確認も出来ない架空に近い土地。不動産業者も手の付けようがなく、詐欺まがいの2次被害も頻発している状況。昨年4月に施行された相続土地国庫帰属制度の利用も難しい土地であり、目下、この対応に頭の半分は付きっきりです。

長くなりましたが、このようなことで今年は忙しくなりそうです。長い間気楽にやってきましたので、何を今更張り切らなくても・・・という声も聞こえてきそうですが、逆に励みにしてやっていきたいと思います。
写真は道端に生えていた露草です。とても小さな雑草ですが、私は幼い頃からこの露草が好きです。不動産業界に身を置くこととなり、この露草のように小さな存在感を発揮していきたいと思います。
皆様にとりましても、幸多い一年となりますようお祈りしております。

2 件のコメント:

  1. ブログの更新を楽しみにしていた1人です。
    お元気そうで、なによりです。
    今年は忙しくなりそうですね!

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    1. 匿名さん
      暖かいコメントを頂き有難うございます。とても励みになっています。気楽なブログを継続したい気持ちと、せっかくなので役立つ情報を上げたいという気持ちが半々です。ただ、仕事臭が出ているようにはしたくないので、基本お気楽モードでやっていきたいと思います。

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