呑んべえ仲間の「チーム新橋」で、久し振りの夜の徘徊ツアーです。
今宵のフィールドは横浜「野毛」です。私にとっては未開の地であります。!(^^)!ワクワク
とある土曜の休日。15時にJR桜木町駅集合ということで、その日は朝からせっせと女房のご機嫌を取り、難なく定刻の現地到着。
・・・ぬぬぬっ!!早い!!もう全員そろってる!!
みんな、やることないんか~い!!
いつもの通り、目当ての店もなく目利き鼻利きで心地よい店を嗅ぎ分けます。すると、おっ!!何か怪しい店を発見!!
「毛沢東もビックリ・・・」とか「キタナシュラン三ツ星」とか、何だかインチキ臭いオーラがまん延してる・・・。
特に他の店もまだ開店してないし、まっいいか、ここで。
店内に案内されるや否や、間髪入れずにお勧めメニューを「これ出しますね~っ!!」って、一同「は・はい、お願いしま~す!!」。・・・これはすごい!!正に繁忙店の究極の販売手法だ。しかし、これまた出てきた品々も美味い!!特に餃子は絶品だね。さすが「毛沢東もビックリの餃子」だわ。壁に目をやると、この店の大将と高倉健が合成写真みえみえのツーショット。高倉健のライバル、なま倉健ですって。・・・いやぁ、全てに渡りおふざけだらけ。メニューにある「捨て子(煮込み)」を注文。恥ずかしい気持ちを抑えて「捨て子ちょうだ~い!!」っと大声で言うも、「あ~い、煮込みいっちょうねーっ!!」って、そんなら最初から捨て子なんて書くなーっ!!<`ヘ´>
美味しくてヘンな店「三陽本店」でした!!
1件目で予定外に食が進み、ひと休み気分で2軒目はたこ焼きBar「tacobe」に突入。古くて小さな建物の1階奥に狭~く配置された正に隠れ家。グラスワイン+チーズ+たこ焼き4個=1,000円だったかな?ワインが想定外に美味しくて、追加ボトルを注文。ここで小1時間を過ごし、次は先程満席で通り過ごした焼き鳥店「〇〇〇」。とってもユニークな店だったのですが、会計手法にイマイチ??があり、店名は内緒にしときます。古い木造住宅の2階に上がると、6畳程度の畳部屋が1室。「靴は屋根にお願いしま~す。」という案内に従い、窓の外のテント庇の上に並べます。その風景が先程の写真。軒高も低いので、通りの人々との目線も合いまくりです。何とも田舎情緒とでも言いますか、心地よい空間です。部屋が細長く詰め込み式のため、後から入ってきたお客さんの靴も我々窓際族が外のテントにお出ししました。
4件目はいよいよ歌謡ショーの始まりです。
どこの街にもあるんですね、絶好のお店が!!渋くて男前な初期シニアが一人で切り盛りしてる「ぴーちゃん」です。住所区分は中区宮川町。10人ほど座れるコの字型の大きめのカウンターがマスターを囲み、その頭上には大型サイズのディスプレイ。テーブル席は2席のみで我々5人は一方のテーブル席に。皆さん常連のようで、我々新米にも優しく拍手など送ってくれます。う~ん、心地いい~♪。2時間歌い放題・飲み放題で一人3,000円少々かな。コスパ最高でした!!
さて、夜も更けてきたことですし、そろそろ本日〆のお店と致しましょう。
夜景(上の写真)に移っている左側の長~い建物には、外廊下に沿って小さなスナック系のお店がびっしりと並んでいます。もはやどの店が何なのかさっぱり見当がつかず、手っ取り早く最も手前のお店「Bar kikkle more」にLet's GO!!
ここまで来ると、もはや無駄に歳を取ってきたオジサン2名が脱落。カウンターテーブルにてスリーピングです。開業2年ほどの気取らないお母さん風の女将さんに暖かく包まれながら、ここで30分ほど酔い冷ましをして、さて本日のお勤めも事故なく終了。
今回の徘徊ではひとり当たり1万円の予算を初めてオーバーしてしまいましたが、まっそれでも十分過ぎるほど楽しめましたね。東京下町の酒場とはまたひと味違った、港町の大らかさとでも言いますかね。店にも客にも、器の大きさのようなものを感じることができました。
スゲ~な、野毛。ありがとーっ!!(*''*)